2022年12月23日金曜日

12/22 の活動報告

風雨あるも 今年最後の定例活動でした‼


 参加者はメンバーのみ、8名。塔原からの途中の道路は雪がのこっている部分があり車がスリップすることも。山頂付近は、4~5日前に10cm程度の積雪だったようですがその後の雨でかなり融けていました。一部は凍結していて危険な場所もありました。
 

 天気は時折小雨。昼近く雨風強く、寒い!

 ガスって視界悪し。気温は4度。昼には2.5度まで下がりました。



 前回の活動日(休止)に続き、天候には恵まれませんでしたが、今年最後の活動日とあって、参加は8名。しかしながら植樹地の伐採は出来ず、もっぱら恒例の大掃除やら器材の整備に明け暮れました。毎年おこなっているブナ林の木道・デッキの掃除は、積雪の影響で足元がわるいこともあり中止しました。

 年末の作業小屋の屋根樋の松葉取りは欠かせません。


 チィエンソーなど器材の整備…

 草刈り機のグリース・アップやら、小屋の整理など明け暮れました。

 


松葉が大量に積もっている作業小屋への坂道や小屋の前の広場の松葉を掃除
山上道路からの小屋への坂道への段差部分も土砂を取り除きました。
段差解消用に設置した木材が崩れかけてきたので来年は更新が必要

 写真は、今年最後のシイタケですが、調理してくれる朝井さんがいつになくお休みなので、いつものごちそうはナシ。

 12/18に降ったと思われる雪が小屋の周辺でも残っていました。

 雨風強くなり、昼食後解散。
 帰途、展望台のあたりは視界100m以下でした。

 かくして、今年最後の定例活動日は終われり…。

2022年12月7日水曜日

12/06 和泉葛城山ブナ植栽木個体番号保全作業の第三回目

12/06 ブナ植栽木個体番号保全作業の
三回目が実施されました

この作業は、これまでバッファゾーンでブナ林の保護、増殖を目的として、植栽されたブナの苗木(和泉葛城山のブナから採取して種子から育成して苗木)がその後どの様に成長しているか確認するための作業です。

苗木の植栽地は、バッファゾーンのあちこちにあります(全部で46地区)。植栽されていたヒノキやスギや広葉樹等を一部伐採した跡にブナの苗木(1~1.5m)を植栽しています。
苗木の一部は枯れましたが多くが立派なブナに成長しています。今回は昨年に引き続きこれらの植栽地のいくつかを4回にわけて、トラスト協会とブナ愛樹クラブの有志で1本ずつ調査して、その生育状況を確認して、位置を記録し、個体番号をあらたにつける作業を実施しました。


・第3回 12/6 参加:4名 (クラブメンバー3名、トラストから1名)。


・作業区域
 34地区;前回の続き、黄色で表示。
 18地区;黄色で表示。
 活動場所は下のデッキのあたり、塔原方向に向かって左の作業道の左。

 作業終了後、次回に使う”プレートに紐を通し”をして終わりました。

・まとめ

 急斜面で作業は先回同様大変でしたが、けがもなく終了しました。

第四回 12/7にも、ブナ愛樹クラブから4名が参加して調査をおこない今年の調査は終了しました。


2022年12月5日月曜日

12/4 の活動報告

本日の活動

・紀の川市と合同作業のツボ刈り 47本
・ブナ植樹場所の ヒノキの伐採

・塔原のブナの苗木の確認

 この日の参加者は9名(うち1名は紀の川市から参加)。和歌山県側のテリトリーなので、紀の川市が呼応してくれました。
 



和歌山側の 植樹ブナの坪刈り

 和泉葛城山の山頂神社付近が大阪府と和歌山県の府県境になっています。その和歌山県側に、2000年頃にブナの苗木が植栽されました(植栽の経緯の詳細は不明だが和泉葛城山の種子から育成された苗木とのこと)。昨年までその苗木の状態はよくわかっていなかったのでブナ愛樹クラブで調査して苗木の周辺の笹を刈り取る作業を行いました。(下記参照)

https://bunaaijuclub.blogspot.com/2021/12/1218-2-4-1-1no.html

前回11/24に引き続き、上記の苗木の笹刈りを再度おこないました。ササの繁茂した中にすっくと立っている赤茶けた木がブナの植樹です。一見枯れているように見えても、どっこい生きています。ブナの若木は冬になっても枯れた葉を落葉せず茶色いまま枝についています。落葉樹林の中でめだっていてこの時期はブナを見分けやすい時期です

 紀の川市職員の大井さんは日曜の休みを利用して参加してくださったもの。画面奥の人(手前はクラブメンバーの梶川さん)。

 坪刈り、一件、仕上がり! 

No。1327のブナの苗木:樹高3m

 前回と今回の活動ですべての坪刈りを終了しました。全部で47本です。苗木は樹高1.5m~3mほどに成長しています。今後も定期的に成長を確認していきたいと思います。


 神社に向かう坂道の右手のブナの実生に、目印の杭を打ちました。GPSで登録をします。植栽された苗木とは違い自然に生育してきた実生の苗木です。10cmほどの小さな苗木なので周辺の笹刈り等で間違えて刈り取られそうなので目印をつけています。大切に育てましょう!

 ちょっとした修理・修繕は「朝飯前」いえ「昼飯前」。樋に大量の松葉が溜まっているのを除去しています。

 毎度のことですが、今日もシイタケの収穫が…、昼食時のおたのしみとなります。雨の関係か今年はいつもより椎茸の発生がおそくこの時期でもかなりの収穫があります。



100周年記念植樹 予定地のヒノキの伐採

 別動隊は、100周年記念植樹場所のスギ・ヒノキの伐採をしました。樹齢50年以上の太いヒノキです。かかり木しやすい場所ですので慎重に伐倒順番や伐倒方向を見極めで作業を進めていきます。


 伐採したヒノキは玉切りして作業道の整備に。

 広々とした植樹地が拓かれます。太陽の光が届き、ブナの若木がすくすくと育つことでしょう。

 

整備中の植栽予定場所です。予定したヒノキの伐採が進み、あと3本ほどで予定が終了して
来年3月に植樹会を実施する場所の整備が一段落します。伐採後は植樹の為の作業道や階段を整備する予定です。

午前も午後も充実した一日でした。

植栽する為の苗木の確認(塔原)

植栽を予定している2014年より育成している苗木を確認にいきました。

和泉葛城山の山麓の塔原の一角に苗木育成圃場があります。苗木圃場の周りは雑草が生い茂り、イノシシによる掘り返しが見られます。圃場は、電気柵で囲っていますがイノシシの掘り返しがみられる部分があります。

苗畑の全景、手前はイノシシに掘り返されて、ぬかるんでいます。
奥が電気柵で囲った圃場

30cmほどに成長した苗木


 苗木5本が無事成長していることが確認できました。来年3月に掘りとって現在整備中の山頂の植栽予定地に植樹する予定です。




2022年12月3日土曜日

12/2 ブナ植栽木個体番号保全作業

トラスト協会の
和泉葛城山ブナ植栽木個体番号保全作業に
全面協力しました

 参加は5名。トラスト協会のスタッフ2名、クラブメンバー3名。

 天気は晴れるも気温は低く、風が冷たい日でした。神社から塔原へ下る手水鉢には氷が張っていました。

 先ずはトラスト協会のスタッフから作業内容の説明を受けます。

 今回の作業区域は、14地区、13地区、44地区、34地区です。塔原に向かって左側の植樹ブナを探し出し、それぞれに番号プレートを結束します。

 ブナの木を探す作業


 プレートに番号を書く作業

 付ける作業

 総仕上げの確認作業

 まとめ