2021年6月25日金曜日

6/24 山の作業小屋で総会を開催
午後はハチトラップなどメンバーそれぞれに

 6月24日、緊急事態宣言がようやく解消され久しぶりの例会となったこの日、午前中は総会を開催。午後はそれぞれのメンバーが抱える仕事を精力的にこなしました。
前列左から、高原・那須・中室・前田・藤原・清水
後列左から、朝井、梶川・弘田・土井・山條 のメンバー各位
(撮影のときのみマスクを外して臨みました)


2020年度総会
 2021年(令和3年)6月24日、和泉葛城山ブナ愛樹クラブの'20年度(第20期)総会が、拠点である山の作業小屋のテラスにおいて開催されました(参加会員数と委任状を得て総会は成立)。

 高原副代表の司会のもと、土井代表による詳細な議事が進み

 20年度の活動報告と会計報告、21年度の活動計画と予算案審議、役員選任などの定例の議案のほか
 様々に活発な動議も出て、曇天下冷気さえ感じるなか熱のこもった議論が交わされました。

 すべての議事を終え、昼前、つつがなく総会は了。

 気温は10時には19度ありましたが、総会中の戸外の気温はさらに低まっていたようです。

午後はそれぞれの仕事を
 午後は、スズメバチの捕獲状況を調べたり、

 

ペンキを塗ったり、ハチトラップを整備し直したり


 それぞれに担った仕事をこなして過ごしました。

 陽が射し出した午後には山の気温も23度まで上がっていました。

2021年6月9日水曜日

6/8 ブナ実生調査のご報告
緊急事態宣言下 自主活動でブナの芽生え
調査を挙行!
テレビ岸和田の取材班も同行

 言い出しっぺは田中先生。これに土井代表、山條さん、朝井さん、高原のメンバーと、野鳥の中村先生が参加。テレビ岸和田の取材班も2名同行して都合8名のパーティーでした。



山のゾーンに果たしてブナの芽生えはあったか?

 昨年はブナの種子が大豊作でしたが、採取してみれば実の無い「シイナ」が大多数でした。しかしながら落ちた種子の芽生えはそれなりに期待できるのではとの調査でした。

 丹念に調べて回りましたが、結論を言えば、残念ながら今回の調査では昨年の実生は見つけることが出来ませんでした。


ただ 嬉しい発見も!

 しかしながら、うれしい発見もありました。3年生程の若木を土井代表が、5年生以上の若木を朝井さんが見つけました。

 土井さんが見つけた木は塔原デッキを少し下った山道の右手に。朝井さんが見つけた木は不法伐採木の(塔原デッキ寄り)山道の右手のミヤコザサの中でした。


 田中先生がそれらの木を慎重に観察しています。ブナの若木として成長を見守りたい思いがいっぱいです。




ブナ林では黄色いコツクバネウツギの花が咲いていました

ブナ林の中や小屋の周辺で大阪府の絶滅危惧種のカキノハグサ(ヒメハギ科)が咲き始めていました。貴重な花です。和泉葛城山ではあちこちで見られます・



時おりホトトギスやツツドリの鳴き声が響き渡ります。さわやかな風が吹いて快適です

旅客機が全く飛ばない関西空港や明石海峡大橋もみえています。(写真ではよく見えませんが)

 気温24度、湿度61%。

 宣言下も、作業小屋はいつも通りのたたずまい。風を通しました。
 小屋前の駐車場や周辺の草刈りも行いました。

5/26に設置したズズメバチトラップには数匹の
スズメバチ(キロスズメバチ)や多数のアブ類や甲虫類がはいっていました。
設置が遅れたせいか昨年よりすくないです。