2023年5月27日土曜日

5/25 の活動


午前中は総会を開催

自然環境功労者環境大臣表彰状を披露

午後は下草刈など…


参加者:11名 (土井、山條、弘田、梶川、清水、藤原、中室、那須、田中、朝井、高原)
(集合写真掲載予定)


総会を開催

 定期総会は成立し、無事終了しました。昨年度の実績・会計報告などがあって、多くの参加メンバーが携わってきたことでもあり、改めて噛みしめた方も多かったことでしょう。さらに今年度の活動計画についても活発な議論が繰り広げられ、通り一遍の総会からは程遠いものとなりました。午前10時の気温=16度;湿度=66%


 また今回は、「みどりの日」にちなみ当クラブが受賞した「自然環境功労者環境大臣表彰受賞」の報告と披露もありました。同受賞はトラスト協会の推薦で得たものですが、本ブログの功も少なからずアリとの声も聞こえてきて、協力者・閲覧者ともどもご同慶の限りであります。



 副賞です。
立派なものですが使い道はあるのでしょうか? 「不苦笑」の声もあり、いずれ粗末にはできません。




午後はいつも通りの活動を…

 昼休みを挟んでのちは、小屋前の広場や道路わきの除草…

 シイタケ畑周りの除草などをしました。

 道路を少し入ったあたりの松の高木が枯れて、危険な様相を呈していました。直径50㎝の古木です。とりあえず高切ノコで枝払いをしておきました。いずれ伐採を予定。


 過去の植栽地の下草刈りも今期の活動に入れることになり、その候補地の一つを視察。場所は、観測点に入る側道手前。

 谷です。急斜面です!

 現場です。

 近くにあったニリンソウ群生地を見て帰りました。貴重な群生地です。



 百周年植樹会で植樹した現場です。いずれ「天然記念物指定百年を記念しての植樹会場」の看板を設置します。その場の記録が謂れを伝えます。

 植樹会で植樹したすべての若木は順調に育っているようです。これからも絶えず見守って参ります。

 テラス下のハチトラップ1本にオオスズメバチ6匹くらい入っていました。詳しくは次回調査。


 何はともあれ総会を無事に済ませ、充実した活動日となりました。

2023年4月28日金曜日

4/27 の活動報告

緊急な通報: 登山道の三合目に倒木があり、道をふさいでいました。下山のとき現地を見て、樹冠に蔓が掛かり簡単に外れないので(伐採にはロープ必要、3名で対応か…)、伐採せずに次回にするつもりでしたが、朝井さんが市役所に通報すると、市側でするからとなりました。こうした対処もクラブのミッションのうちです。

 樹冠に蔓が掛かり簡単には外れません。

4/30に通行時にはまだ処理はおわっていませんでした。早急な処理をおねがいしたいものです。(背の高い車は通行要注意です)

午前中はハチトラップ作り
見学者の2名は新緑のブナ林の案内

午後は小屋下の整地


 参加者:9名(土井、山條、藤原、中室、田中、朝井、高原)および見学者2名
  




 まず初めに、見学者のみなさんをご紹介します。自己紹介もあり、和気あいあい! 見学者大歓迎です。

 見学者のみなさんは土井代表とブナ林に向いました。(うち、男性の方、清水氏には入会を申し込んでいただけました。いいね! )

 

朝はハチトラップ作り

 午前中は、ハチトラップ11個作りました。
 例によって、バケツにお酒1.8L、砂糖1kg、酢0.8Lよく混ぜ、400ccを大型のペットボトルに入れます。2cmH字にカッターで切り、上を前に引き上げ、下をビンの中に折り曲げます。
 
 これを、要所の木に吊るします。作業小屋周り6個、百周年植栽地から上の道まで5個仕掛けけました。


お昼は おいしいクラブの名物が!

 お昼には例によって朝井さんの、コシアブラの天ぷら、タラの天ぷら、山條農園のスナップエンドウの天ぷらが供されました。ことに、コシアブラの天ぷらやタラの天ぷらは、この時期のクラブの名物とでも言うべきもの

シイタケ、スナップエンドウ、コシアブラ、タラノメ

午後は小屋下の整地

 午後は、作業小屋テラスの下の整地に取り組みました。サクラの枝、コシアブラの枝を切り、視界を確保しました。

 百周年植栽地のブナ生育チェックでは新芽を確認でき、防護アミで囲みます。

 

網の中の苗木は若葉を順調に出しています。
定着しはじめているようです。

植栽地に建てる標柱の準備もすすんています。
吉崎さんが作成してくれた、リョウブとヤマザクラによる太い標柱です。
表面の切削面に白ペンキを塗装後、固形ペンキで字を書き建てる予定です。


折からの日差しを浴びて、すっかり明るくなりました。

 別の場所に、ササユリの花のつぼみがあるもの4本ほどと、いくつかの一枚葉とを見つけました。一枚葉とはまだまだ花の咲かない「赤ちゃんササユリ」です。
 この花は、山草を象徴するような美しい花を咲かせてくれます。密かに囲っておきました。花の季節はもうすぐです。

ブナ林は新緑で一年で一番美しい季節を迎えています。



岸和田自然資料館のメンバーもブナの調査にこられていました。

山頂道路脇では、アケビとムベの花が並んで咲いていました

山頂草原では、レンガツツジがあちこちで咲き始めです。

コバノミツバツツジに続いて、トサノミツバツツジも咲いています
少し花の色が濃いようにみえます。花柱の子房には長い毛はなく、腺毛が生えています。


山頂の木道(牛滝側)の工事が行われていて、ほぼ完成です。

5/31まで通行止めです


観察デッキも新しくなっています。

坂道のあたらしい木道

【追記】

 トラスト協会主催の「ブナ植栽木の調査」は、無事に4/13,4/20の二日間開催されました。予定していた4/26は雨で中止となり、次回は年末年始を予定しているとのこと。


2023年4月26日水曜日

自主活動 4/17

この日、自主活動として
シイタケの 菌打ちをしました

 参加者:3名( 中室・朝井・高原 )


 晴れてはいるが視界悪く、日陰の「風の通り道」は寒かったです。


 かねて用意のホダギに、ドリルで菌打ちの穴を開けます。

 ホダギ11本に、400個の菌を植えました。


 養生のため、駐車場の奥に井形に組んでおきました。

 雑菌を防ぐためヒノキの葉をかぶしておきます。

 シイタケ収穫が楽しみです。

 1時半、東岸和田駅集合、4時ごろ解散。
(以上、高原 記)   


2023年4月16日日曜日

トラスト協会主催の調査に協力

三日にわたる トラスト協会主催の
「ブナ植栽木の調査」に協力

専門家の指導のもと
クラブからは延べ17名が参加予定!

<作業予定>
.4/6 (木):山條、藤原

・ 4/13(木):藤原、田中、弘田、高原、土井

・ 4/20(木):藤原、田中、弘田、那須、土井、山條 

・ 4/26(水):田中、中室、那須、高原  →雨天中止


・4/6は天候が悪化したので作業地の確認とラベルつくりでした。 

・4月13日は2班に分かれ活動。田中、土井、弘田、藤原、トラスト(藤原)のグループと、前中先生、永野先生、トラスト(石山、永坂)、高原のグループ。

・初めに前中先生より、ブナ植栽木に新しい番号を付け、高さ1.2mの木の周囲の長さ測定、旧ナンバーのある木は根元長さ測定について指導受ける。直径4cm以下はノギスで2点90度測定。

前中先生のグループは自動車道の上の方、対向場所に車を2台駐車して、近く5か所ほどに番号プレートを付ける。

・一ヵ所植樹本数の密度を変えている場所を調査した。

・急傾斜の場所が多く、1か所崩落あり。また植栽木の残存率も低いように思われた。


(以上、高原 記)

4/20は、平成9年植栽地でかなりの急坂でした。スギ植林地を伐採して植栽されていて4か所に分かれて植栽されていました。

トラスト協会から2名、ブナ愛樹クラブからは、藤原、田中、弘田、那須、土井、山條の6名で作業をおこないました。


作業地と作業の確認

崖のような急坂で立っているのも大変
足を滑らしながら移動、暗いせいかササは生えていない。

植栽ブナが倒れていた木の下敷きになって傾いていました

植栽ブナを探して、ラベルを付けて胸高の幹回りを測定

調査地にたてられていた看板、平成9年度に250本のブナを植栽したと書かれています。

 


植栽地に真ん中あたりの谷筋に崖崩れがあり植栽のスギが何本も倒れていました。


4/26は悪天候のため中止となり、秋に継続調査することになりました。