2019年11月28日木曜日

11月28日 今期いちばんの寒さのなか 間伐13本

この日の参加メンバーは10人。後列左のお二人はさともり協議会からの視察員です。


集合地の東岸和田駅でも寒さがしみましたが、山はさらに冷えていました。
今にも降りそうな曇天が災いし、時間とともに湿った冷気がその度合いを増してきたのです

午前10時の気象計です。気温8.1度。湿度70%。


12時の気象計です気温3.2度。湿度91%。









午後2時の気象計です気温2.9度。湿度95%。

さともり協議会の視察は、昨年度は雪で適わなかったそうで久々とのことでしたが、クラブ代表の案内と説明で、活動現場だけでなくクラブの委任領域一帯を広範に視察。
視察員のお二人にはこの寒さはお気の毒でした。

さて、それをよそに、活動はいつものように計画にしたがって地道な間伐と下刈りです。
この日は二組に分かれて作業ができました。

手順通り、まず対象木を定め、ロープ掛けから始まります。
このベテランは自慢の「マイのこぎり」で切り込んでいます。

ロープを張り、
引いて倒し、
枝を払い、玉切りをして運び、斜面に安定させ…、ここまでが間伐の仕事です。
この日、午前と午後で2組合わせて13本の間伐を終えました。
さて、お二人の視察員の心証はどのようなものだったのでしょう。

2019年11月19日火曜日

16日の活動ブログにはナゾのシーン?

ん? クラブの山小屋で、うら若き乙女が丸太切り! なんじゃこりゃ。
ナゾ解きはしばらく置くとして経緯には善意の応酬があったとだけお伝えしておきましょう。

このほかイギリス男性が5本指のドイツ製地下足袋をはいて小屋に現れるなど、いろいろありましたが…
それはさておき、この日の活動予定は間伐。参加者は写真の6名でありました。
10時の気温は12度。湿度は66%。
午前中は、まず気がかりだった作業小屋南西斜面のヒノキの間伐を実施。
次に、広場横のコナラの伐採。
コナラは80センチの玉切りにしてシイタケ栽培の原木に使います。
ツルリンドウの実が赤く熟れていました。

昼には気温も18度まで上昇。
午後は小屋の西側斜面を100メートルほど下った蕎原969番地の間伐です。
いつもながら急斜面での作業を敢行。

少ない人数でやり遂げました。
帰途は延々と続く登り坂。
山には様々な草木が秋を盛りと実をつけています。

 おっと! 最初の写真のなぞとき? それは今しばらく置いときましょう。

2019年11月13日水曜日

福祉まつり2019に参加出店

11月10日(日)、クラブは「福祉まつり2019」に参加、出店しました。岸和田市社会福祉協議会が毎年主催する恒例の催しで、地域のボランティア団体などが多数集い福祉総合センターの全館が一色に染まります。当クラブの参加も恒例となっています。その情景をを写真でお届けします。

これはメイン会場の2階アリーナ。









 わがクラブのブースは3階の別室。これは準備中の景色です。





いつもながら山仕事の香りを運ぶ、恒例のヒノキの丸太切りは、
とりわけ子供に根強い人気があって、女の子も、
男の子も果敢に挑戦。きっとこの日一番のいい体験になったことでしょう。
そして、ひときわ注目を集めたのが、葉っぱで作るバッタ。
その繊細な美しさには大人もビックリ! ほらね、今にも跳ねていきそう。
クラフトも、「スギ玉」「竹細工」など、労作が並びました。

この方、最初に杉玉を3つも買ってくれたお客様です。左の嬉しそうな顔は作った人。
その他、「リスの海老フライ」を使った写真立てや手芸品など、賑やかでした。
賑やかと言えば、福祉まつりの名物は大部屋での演芸・音曲!
泉州音頭をはじめ、
様々な出し物で盛況でした。

という次第で、ではまた来年。

2019年11月11日月曜日

トラスト協会主催ブナハイキングコースの下見

11月7日(木)、トラスト協会主催ブナハイキングのためのコースの下見をしてきました。協会からの要請に応えたものです。下見に参加されたメンバーのT.Kさんが写真と説明をお寄せくださいましたのでアップします。

下見のあらましは、水間からバスで蕎原バス停下車。ハイキングを開始し、春日橋を渡り途中から急な坂で崩落現場、ハシカケノ滝を見て頂上へ。昼食後頂上葛城神社お参りして下山、でした。
11月23日(土)の本番が安全で楽しいハイキングとなりますよう。

下見の打ち合わせ


春日橋上流の崩落現場。


カケハシの滝


山中の遊歩道


和泉葛城山頂のブナ林




2019年11月7日木曜日

大阪シニア自然カレッジの体験会に協力

11月6日は大阪シニア自然カレッジからのご要請に応え、その体験会「ブナ林の保全」講座に協力しました。
一行21名の皆さんをお迎えし、午前中は天然記念物のブナ林(コアゾーン)の遊歩道を案内し、午後は間伐の実体験をしていただきました。
その模様を写真でお届けしましょう。皆さんのお元気なシニアぶりに応え、クラブのメンバーも真摯に張り切りましたよ。
なお、大阪シニア自然カレッジ様も独自のホームページージをお持ちで、このイベントについても記事掲載を予定されているとのことです。URLはhttps://osnc.link/です。

この日参加のクラブメンバーは写真の10名。






秋晴れの下、まずはお出でいただいたシニア自然カレッジの皆さんとご案内するクラブメンバーが広場でご対面。プログラムのあらましやら注意事項なとを説明。












ホームページに顔が出て困る方はおられないとのことですが、念のため。


いざ、コアゾーンへ。神社を抜ける階段を登ります。

神社や県境のうん蓄もまじえ、樹木の解説に聞き入る皆さん。
ブナの大木の美しい紅葉がゲストを迎えます。
遊歩道は早くもコアゾーン内に。一般の方が遊歩道から外れることは禁じられています。
ブナの枯れ枝を拾って解説。
クラブメンバーの話に、ここかしこで人の輪が…
「あのブナの木は…」一本一本が頭に入っているベテランメンバーの話に耳を傾け…
展望台で一息ついて引き返し、復路は登り坂でした。
途中、ブナの実を探して目を凝らしたり…

あれこれサービスに努め、午前のプログラムを終了。
昼食をとって一休み。



午後は予定通り間伐の実体験していただきます。
カレッジの皆さん、それぞれヘルメットを着用しのこぎりを携え、間伐に向かいました。午前のうちに別のメンバーが準備万端整えていた場所です。
既にロープワークを済ませた木に交替で切り込みを入れてもらいます。先ずは受け口。
次いで追い口の切り込みも代わる代わるにいれてもらい、ツルを残すデリケートな作業を終えて…
いよいよ木を倒す感動の瞬間に向かって、網を引けば
それはやってきました!
首尾よく倒れたその切り口の、受け口、追い口、ツル(蝶番部)の痕跡を改めたくなる…、その気持ち分かります。
倒れた間伐材は枝を払い玉切りするなど一連の作業までを完遂。

あとはおみやげ。 輪切りにしたヒノキは芳香剤。お風呂にいい!
間伐の一通りを終え、意気揚々と小屋前に戻る皆さんです。
おりしも福祉まつり向けて製作中の杉玉などのプレゼントなどもあって
無事、お開き。大阪シニア自然カレッジの皆さん、お疲れさまでした。私どもクラブにとっても意義深い活動となりました。またお会いしましょう!