2019年11月7日木曜日

大阪シニア自然カレッジの体験会に協力

11月6日は大阪シニア自然カレッジからのご要請に応え、その体験会「ブナ林の保全」講座に協力しました。
一行21名の皆さんをお迎えし、午前中は天然記念物のブナ林(コアゾーン)の遊歩道を案内し、午後は間伐の実体験をしていただきました。
その模様を写真でお届けしましょう。皆さんのお元気なシニアぶりに応え、クラブのメンバーも真摯に張り切りましたよ。
なお、大阪シニア自然カレッジ様も独自のホームページージをお持ちで、このイベントについても記事掲載を予定されているとのことです。URLはhttps://osnc.link/です。

この日参加のクラブメンバーは写真の10名。






秋晴れの下、まずはお出でいただいたシニア自然カレッジの皆さんとご案内するクラブメンバーが広場でご対面。プログラムのあらましやら注意事項なとを説明。












ホームページに顔が出て困る方はおられないとのことですが、念のため。


いざ、コアゾーンへ。神社を抜ける階段を登ります。

神社や県境のうん蓄もまじえ、樹木の解説に聞き入る皆さん。
ブナの大木の美しい紅葉がゲストを迎えます。
遊歩道は早くもコアゾーン内に。一般の方が遊歩道から外れることは禁じられています。
ブナの枯れ枝を拾って解説。
クラブメンバーの話に、ここかしこで人の輪が…
「あのブナの木は…」一本一本が頭に入っているベテランメンバーの話に耳を傾け…
展望台で一息ついて引き返し、復路は登り坂でした。
途中、ブナの実を探して目を凝らしたり…

あれこれサービスに努め、午前のプログラムを終了。
昼食をとって一休み。



午後は予定通り間伐の実体験していただきます。
カレッジの皆さん、それぞれヘルメットを着用しのこぎりを携え、間伐に向かいました。午前のうちに別のメンバーが準備万端整えていた場所です。
既にロープワークを済ませた木に交替で切り込みを入れてもらいます。先ずは受け口。
次いで追い口の切り込みも代わる代わるにいれてもらい、ツルを残すデリケートな作業を終えて…
いよいよ木を倒す感動の瞬間に向かって、網を引けば
それはやってきました!
首尾よく倒れたその切り口の、受け口、追い口、ツル(蝶番部)の痕跡を改めたくなる…、その気持ち分かります。
倒れた間伐材は枝を払い玉切りするなど一連の作業までを完遂。

あとはおみやげ。 輪切りにしたヒノキは芳香剤。お風呂にいい!
間伐の一通りを終え、意気揚々と小屋前に戻る皆さんです。
おりしも福祉まつり向けて製作中の杉玉などのプレゼントなどもあって
無事、お開き。大阪シニア自然カレッジの皆さん、お疲れさまでした。私どもクラブにとっても意義深い活動となりました。またお会いしましょう!

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