2021年5月28日金曜日

5/26 有志で蜂トラップを設置してきました

 緊急事態宣言下で例会休止のなか、有志でハチトラップを作り、設置してきました。スズメバチ対策はいま実施しておかないと時期を失します。
 自主参加したのは、土井会長、山條さん、中室さん、那須さん、朝井さん、高原の6名。

終了時に撮影



行きがけに塔原の畑を… はたしてブナの発芽は?
 往路、ヘルメット用の棚を購入し、久しぶりに土井代表と高原が塔原の畑を様子見してきました。雑草が繁茂し、中にブナの発芽を探しましたが、残念ながら見つけることは出来ませんでした。
ブナ播種場所は一番奥です。手前の畑は麦をすでに収穫済みでした


ブナの実生を探していますが
沈降した種子を播種した期待の場所です。
沢山の植物が芽を出していますが、掻き分けてさがしても
ブナの実生は見つかりません。

まずは棚を設置 ”ヒルメシ前”のシゴトでした
 お昼までのひと時、購入したヘルメット置き場の棚を組み立てて設置しました。場所は物置に入った右手です。少し様変わりしました。
ヘルメット20個が収まる棚です



午後、本日のメインイベント=ハチトラップの作業にかかりました
一昨年3人の会員が作業中にオオスズメバチに刺され、病院で治療を受けました。昨年からトラップでスズメバチを捕獲をはじめたので昨年は被害ゼロでした。

 この日のメインイベントはハチトラップの作成と設置です。手慣れたものです。

使った清酒は鬼ころしと松竹梅
ハチにやるのはもったいない!




 今回はハチトラップを10本作り、要所要所の木にひもで結び掛けしました。2週間くらいでオオスズメバチが入ると思います。



【ハチトラップの作り方】
・清酒3リットル、酢1リットル、砂糖1kgをポリバケツでよく混ぜて
・それを大型のペットボトルに400ccほど入れます。
ペットボトルにNTカッターで2か所、2cmの大きさでH字に切り込みを入れ、上片をビンの外に、下片をビンの内に折り曲げておきます。
PPヒモ1mの真ん中を巻き結びでペットボトルの口を縛り、木などに吊り下げます。


ブナの種子の芽生えは、山ではどうか?
 トラップ作業を終え、ブナ林の芽生えの探索に行きましたが、新たな芽生えは発見できず、牛滝道への上のテラスに行く所で前回見つけた今年の芽生え2つ(下の写真の実生1、実生2)を含む4つの確認が出来たのみでした。

実生を探して歩きましたが




4/26に見つけた実生は確認できましたが

下の写真は今年芽生えた実生の成長(4/27→5/26)の様子です。(1本は虫に食われて今後が心配)

4/27 ブナの実生1
(双葉に小さな本葉が見えています)
                
            
5/26 実生1 本葉2枚が一月で成長






  

5/26 実生2 
成長した本葉が虫に食われて
葉脈だけになっている
双葉も食われています
4/27 ブナの実生2(双葉)
可愛らしいハート型の双葉
本葉も出かかっています




 この日、午後1時15分の気温は16度、湿度は54%。山は平地より7度ほど低めでした。


2021年5月27日木曜日

 

6/13に和泉葛城山のブナ林に関するシンポジウムがオンライン開催に変更になりました。(内容、時間は変更はありません):内容の詳細は5月5日の配信をご確認ください。

2021年5月24日月曜日

 大阪里山ネットワークのHPができました!

・大阪里山ネットワークのHPがあたらにできました。ブナ愛樹クラブも掲載されています。(下記をクリックして御覧ください)

      https://www.ogtrust.jp/satoyama/org/20210511_2.html

          



2021年5月5日水曜日

6/13に和泉葛城山のブナ林に関するシンポジウムが開催されます。内容及び申込み方法は下記のとおりです。→オンライン開催に変更になりました。

<6/13(日)シンポジウム 和泉葛城山ブナ林の過去・現在・未来を語る>

ブナ林保護増殖の歩みとともに、今動いている調査の狙いと結果、生データを基に、ブナ林の現状を語ります。

そして今後のあり方を皆さんと考えていきます。


<オンライン配信の連絡がありました:下記の通り>
会場を設けての開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が延長される可能性があるため、ZOOMを使用してのオンライン開催に変更することになりました。(2021/5/27)
※既にお申込みいただいている皆さまは再度お申込みいただく必要はありません。個別にご連絡いたします

【日 時】2021年6月13日(日)14:00~16:30

     Zoomによるオンライン配信に変更になりました。

【会 場】 貝塚市教育研究センター 研修室

     (大阪府貝塚市二色3-25-5)南海本線「貝塚駅」東口

     水鉄バス「二色産業団地行」→「市民の森」下車 徒歩3分

     (13:00発もしくは13:30発のバスにご乗車ください)

【定 員】25名(一般)要申込・先着順  ※後日YouTubeにて動画配信を行う予定です。

【申込み】 https://ws.formzu.net/dist/S13992580/

 

【内 容】

あいさつ 佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館 学芸課長)

◆ 講演1 「ブナ林保護増殖の経過」        

      布谷 知夫(三重県総合博物館 前館長・同特別顧問)

 

◆ 講演2 「ブナの結実・芽生え・若木の生育など、調査結果からわかったこと」

      田中 正視(貝塚市文化財保護審議会委員)

 

◆ 講演3 「和泉葛城山ブナ林 10カ年計画」の概要          

      佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館 学芸課長)

 

◆ パネルディスカッション

 コーディネーター:佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館 学芸課長)

 パネラー:布谷 知夫(三重県総合博物館 前館長・同特別顧問)

      田中 正視(貝塚市文化財保護審議会委員)           

      前中 久行(岸和田市文化財保護審議会委員)

      髙橋 寛幸(貝塚市立自然遊学館長)

      岡本 素治(岸和田市立きしわだ自然資料館長)

主催:貝塚市教育委員会、岸和田市教育委員会、(公財)大阪みどりのトラスト協会

後援:大阪府(予定)                                                                                                 

協力:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センター・大阪市立自然史博物館(予定)