2021年6月9日水曜日

6/8 ブナ実生調査のご報告
緊急事態宣言下 自主活動でブナの芽生え
調査を挙行!
テレビ岸和田の取材班も同行

 言い出しっぺは田中先生。これに土井代表、山條さん、朝井さん、高原のメンバーと、野鳥の中村先生が参加。テレビ岸和田の取材班も2名同行して都合8名のパーティーでした。



山のゾーンに果たしてブナの芽生えはあったか?

 昨年はブナの種子が大豊作でしたが、採取してみれば実の無い「シイナ」が大多数でした。しかしながら落ちた種子の芽生えはそれなりに期待できるのではとの調査でした。

 丹念に調べて回りましたが、結論を言えば、残念ながら今回の調査では昨年の実生は見つけることが出来ませんでした。


ただ 嬉しい発見も!

 しかしながら、うれしい発見もありました。3年生程の若木を土井代表が、5年生以上の若木を朝井さんが見つけました。

 土井さんが見つけた木は塔原デッキを少し下った山道の右手に。朝井さんが見つけた木は不法伐採木の(塔原デッキ寄り)山道の右手のミヤコザサの中でした。


 田中先生がそれらの木を慎重に観察しています。ブナの若木として成長を見守りたい思いがいっぱいです。




ブナ林では黄色いコツクバネウツギの花が咲いていました

ブナ林の中や小屋の周辺で大阪府の絶滅危惧種のカキノハグサ(ヒメハギ科)が咲き始めていました。貴重な花です。和泉葛城山ではあちこちで見られます・



時おりホトトギスやツツドリの鳴き声が響き渡ります。さわやかな風が吹いて快適です

旅客機が全く飛ばない関西空港や明石海峡大橋もみえています。(写真ではよく見えませんが)

 気温24度、湿度61%。

 宣言下も、作業小屋はいつも通りのたたずまい。風を通しました。
 小屋前の駐車場や周辺の草刈りも行いました。

5/26に設置したズズメバチトラップには数匹の
スズメバチ(キロスズメバチ)や多数のアブ類や甲虫類がはいっていました。
設置が遅れたせいか昨年よりすくないです。




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