2023年8月7日月曜日

'23/08/06 の活動報告

環境事業協会主催
「大自然とお友達体験講座」開催


参加者(メンバー):10名(田中先生・土井・藤原・中室・弘田・梶川・清水・中島・田中・高原)
  


体験講座参加者:12名(うち女性4名)と 協会職員3名 

総勢:25名


午前のプログラムは「大自然とお友達体験」

(ブナ林の観察)!

 まずは、元売店前に集合。プログラムの説明をします。
 
土井代表と田中先生の二手に分かれました。

 田中先生のグループは、「大自然とお友達体験」として、あれこれ、元売店近くに花咲いたケンポナシやら...

 野鳥観察やらして、ようやく牛滝デッキに到着。いよいよブナ林の見学です。


 遊歩道の細道やら、時には作業道にも入り込み...

 田中先生の解説もさわやかです。
ミズメ(梓、ヨグソミネバリ)の巨木の説明中

 塔原デッキにも到着。
 見学の途中では、4本のブナの実生を見学しました。

 


観察中には、エゾゼミやクロツグミなどの鳥の鳴き声や昆虫にも出会いました。


アゴは小さいですがアカアシクワガタの♂です。
ヤマネコヤナギの木に来ています。

裏は名前の通り赤い


樹木の幹に食い込んでお尻だけが見えていたカミキリムシは
ウスバカミキリでした。触角の第二節がながい。


午後のプログラムは 間伐体験


 午後のプログラムはヒノキの伐採講習です。初めに中室さんから指導があり...

 ここでも、中室グループと藤原グループとに分かれました。いずれのグループも、伐採の基本である受け口を交代で作り、追い口も交代で切り、みんなでロープを引き抜倒!  枝払いまでをしました。間伐の一通りを体験してもらったことになります。


<尾根上のグループ>

目標のヒノキと伐倒方向を確認します。



   受け口の作りからを説明する藤原さん
このあと交代で、ノコギリをつかって受け口と追い口をつくります

追い口をつくり、ロープで伐倒方向を決めて、全員で引っ張って倒します。


見事、掛かり技もなく目標の方向に伐倒中(地面に着く直前)
樹齢60年のヒノキです。



伐倒したヒノキの枝を全員で落としていきます。


<尾根下のグループ>


尾根下のグループ:中室さんが伐倒する方法を説明中



見事目標方向に伐倒できました。枝落としを始めています。

ここの様に樹木が密集して生育している場所は、伐倒するときに
他の木の枝に引っかかって倒れず危険な状態になることがあります。
今回は、危険を回避するために予め掛かりそうな木を伐倒して
スペースをつくっています。(前回の定例会で実施)

<ヒノキの丸太切りの体験>



ヒノキの丸太を台に乗せて、順番に丸太切り体験

しっかり押さえないと切りにくい
切ったヒノキは樹皮を剥いて持って帰ってもらいました。
いい香りがするのでいろんな用途に利用できます。

  振り返りの集会を環境事業協会の岡本さんがしました。予定通りに怪我も無く、環境事業協会主催「大自然とお友達体験講座」に大いに協力できかと思います。

 

吉崎さんの手製の「スマホも立てられるスグレモノ」も、講座生にの皆さんにはいいお土産になったことでしょう。このお土産につかったヒノキ材は前年の講座時に講座生が伐倒したヒノキ等を板状に切断し、研磨などの加工をして作成したものです。


スマホを立てる部分と少しへこんだ部分(コップ置き等に使用)が
 加工されています。表面は薄くコーティング加工されています。


丸太切りしたヒノキとスマホ台、リスのエビフライの飾りのお土産をもって
全員で記念撮影、、皆さんの笑顔がうれしいです。

 作業小屋テラスから視界はよく明石海峡大橋の塔が眺望できたのには、講座生の皆さんも感動?されていたようです。

 関空もよく望めました。


 岸和田市内は快晴でしたが、和泉葛城山は曇り。終了近く少し雨で、真夏の暑い一日でしたが、山上は少し気温が低く、安全に「大自然とお友達体験講座」ができ、皆さんに楽しんでもらえたことは、うれしい限りであります。

15時頃は26℃







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