2021年10月30日土曜日

10/28 のトピックスは3つ +アルファ?
多彩な一日でした。

参加者は13人。秋の日差しをうけ陰影がきついです。
後列左から、岡田・藤原・朝井・弘田・梶川・清水・今井
前列左から、高原・那須・吉崎・山條・永田・土井・のみなさん

 


その1)高まる「学生ボランティア養成講座」への準備と期待

「今まで新しい計画を持ってゲストを迎える事が無かったので、ワクワクしています」と、これは11/20の学生ボランティア養成講座に朝井さんが寄せたコトバです。トラスト協会在籍時から旧知の岡本さんが移籍先で立ち上げた事業でもあり、クラブとしてこの委託講座への準備と期待はいつにない盛り上がりをみせていました。
写真は、午後のひと時、土井代表と吉崎さんを中心にプログラムを練るメンバー。


ここで、学生ボランティア養成講座とはどんなものか一望しておきましょう。
一般財団法人環境事業協会主催の「大阪府内全域で地球を守る☆学生ボランティア養成講座」。その記念すべき@第1期生です。
講座は最後のレビューを外せば全部で6回。
第1回講座 大阪府立大学名誉教授 石井実
第2回講座~第3回講座(略)
第6回講座 和泉葛城山ブナ愛樹クラブ 代表 土井雄一

なんと「トリ」です。締めくくりを担う重要な位置づけです。
責任は重大! これにどう応えるか?
クラブ総がかりで喧々諤々の協議の末、プログラムとして、メインイベントには「間伐」を、サブイベントには「クラフト」を決定しました。

メインイベントの間伐には困難と危険が付きまとう奥深さがあります。一本の木がドーンと倒れるに至るまでの紆余曲折と、ついに倒れる瞬間の衝撃は、森林保全活動の華と言えるかもしれません。そこに伴う安全学習こそは、学生ボランティア養成講座に最も欠かせないものに違いありません。



また、山の木を使ったクラフトは森ならではの楽しみです。クラフトは制作過程を味わっていただくのがいちばんですが、間伐に手間取る(これこそ体験!)場合はこれらのクラフトは持ち帰りのおみやげとなるかもしれません。吉崎さんの労作です。


また、スーベニールにこんなものも用意しました。
リュックなどに吊り下げていただく「リスの海老フライ」です。リスが松ぼっくりを食したあと地上に落としてくれる海老フライです。ちゃっかりこのブログのQRコードが入ったものもあります。前田さんの労作です。


その2)永田さんがご入会!

先の久保津さんに続いて前回見学にいらした永田さんが入会されました。
永田さんの紹介をする梶川さん。
自然が大好きな人のよう。おまけに高原さんの高校の後輩だそうで「信じられない日になった」と高原さん。


このところ女性のご入会が続きました。男女共同参画の時流に沿った嬉しいことです。もっとも、当クラブに関しては男性優位の雰囲気はなく、わざわざ男女共同参画をうたうまでもありません。これには先般亡くなった山村さんに始まり今バリバリの朝井さんに至る女傑の系譜がものを言っています。
山仕事というといかにも山男のイメージが先走りがちですが、自然をいつくしむ心に男女の違いはあるはずもなく、女性のご入会はブナ愛樹クラブとして大歓迎!  皆さんそれぞれにご活躍です。

その3)午前中は山仕事も抜かりなく!  やはりメインイベントでした。

出陣前の打ち合わせ。最長老の岡田さんも元気な姿を見せてくれています。





















9時半ごろの気温は12度・湿度は71%と山仕事には快適な気象条件です。

この日の仕事は、まず作業小屋から下へ行く作業道を刈払い機で除草。奮闘しているのはどなたでしょうか。

ブナを植林した周りは鎌でていねいに草を刈ります。いわゆるつぼ刈りです。










ここの植林は、この年ブナの苗が少なかったのため「シデ」も一緒に植えたとのこと。葉っぱはよく似ていますが、ブナはトッキがなく丸みがあります。

ブナの紅葉がきれいです。

お昼時には作業小屋に引き上げ、そろって昼食となるのですが、清水さんは別の道を行き、小屋到着が遅れたご様子。迎えに行った二人を引き連れ堂々ご帰還の清水さんでした。


自衛隊レンジャー部隊の来訪という番外のトピックも

お昼前に作業小屋の前を西から東に自衛隊レンジャー部隊(8名程)の進行がありました。
写真は小屋前の広場に招き入れてメンバーとの談笑シーン。吉崎さんも元自衛官でしたから話に花が咲いたよう。残念ながら元自衛隊の名物教官であった清水さんは小屋への帰りが遅れて会えませんでしたが、その名は知れ渡っていました。


0 件のコメント:

コメントを投稿