2021年11月21日日曜日

11/7定例会  

ん、これはなんだ?

 山仕事に少しでも関わったことのある人ならピンと来るはず。これは、樹木を伐採するときの切り込みの形を示す「教材」です。次回(11/20)の学生ボランティア養成講座のため吉崎さんが手づくりしたもの

 右側の切り込みは「受け口」と言い、樹木が倒れる側です。切り込み方によって倒れる方向が決まるので神経の使いどころです。左側の切り込みは「追い口」と言い、黒い2本の「ツル」を残したところまで切り込みます。ここに楔(くさび)を打ち込んだりロープで引いたりして倒します。そのとき「ツル」は退避の時間かせぎや飛び跳ね防止などの重要な役目をします。ツルの幅や高さを適切に確保しておくことが必要です。俗に「ちょうつがい」などとも言われる樹木の伐採に欠かせない技法であります。


この日のプログラムは、いつもの山仕事と
次回の学生養成講座の準備と…

 参加は9名。女性3名。


11/20の学生講座の準備も万全

 まず、11/20開催の学生ボランティア講座用に、駐車場奥のヒノキを1本を間伐。これには新会員女性の研修を兼ねて実施。まず伐倒方向を確認します。
 冒頭の、切り込みの教材も利用して、受け口、追い口の作り方を確認し、幹の上部にロープもとり付けます
。ロープの取り付けは難しいのでベテランが実施。

伐倒方向を決め
安全確保のために
ロープをかけます


受け口ができると追い口に取り掛かります。

追い口が完成すると、ロープで安全な場所から引いて伐倒します。

予定の方向に、かかり木もせずに、倒れたヒノキは、枝を落とし、幹を玉切りにします。

最後はチェーンソーも出動して玉切り
玉切りした丸太は、次回の講座用に小屋まで持ち帰りました。

当日のヘルメット、作業用具など準備もでき講座の準備は万端整いました。


いつも通りの保全活動も

 和歌山県側のブナ植樹本数の調査。元売店を背にして、神社右手の脇道で大阪側に生える4-5本は別にして、右手の和歌山寄り16本、左手に9本を確認。PEの赤色テープを付けました。合計25本。中には4mを超えるものもあります(元売店横にある1本は別です)。今後保全を検討したいと考えています。

 

 ブナの紅葉ぶりも様ざまです。


 栽培しているシイタケが収穫できました。今年最初です。
 お昼に朝井さんがコンロで焼き、皆さんに一口ずつプレゼント。
美味しいハツモノでした。

 いつもながら素晴らしい大阪湾の景色!関空がよく見えています。  朝の気温12℃。お昼休みには23℃になりました。

 


山頂の南斜面にススキ草原が復活

粉河寺方面の視界もきれいに見えています。ススキがきれいです。

和歌山県側の南側斜面は以前は茅場として利用されていて、いま岩湧山でみられるようなススキの草原であったとおもわれます。近年利用されなくなり、キャンプ場などとして使われる場所以外は、スズタケなどの笹やコナラなどの落葉樹に覆われるようになってました。

企業の森林保全活動で笹が刈り取られた場所ではススキが復活し、さらにリンドウやセンブリ、アキノキリンソウ、オミナエシなどの草原の草本も再生して見事に花を咲かせるようになっています。

埋土種子から発芽したのか、それとも笹の陰でひっそりと命をつないでいたのか?自然の再生力には驚きます。

 リンドウ、アキノキリンソウなども満開。
日光を浴びて花を開いているリンドウ、あちこちに見られます。
林の中ではツルリンドウが多く見られますが日当たりが良くなった
この草原ではリンドウが復活しています。



センブリの花も咲いています

ほどんどが種子になっいる株でも咲き残りのオミナエシの花が見られました

・企業の保全活動では、この草原に木を植えるような計画もあるようですが、できれはこの貴重な草原をのこしてもらいたいものです。


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