私にとって初めての調査体験でしたが、開花の様相を注意深く見て回り、4月のこの時期の調査が生育状況の把握に有用なのだと改めて実感できました。
和泉葛城山のような規模の小さいブナ林は、一斉に開花するのは危険なのだそうです。干ばつでお米が不作だった1993年にも、ここのブナはパラパラと咲いて、たくさん実をつけました。時間差で水分補給を均したのでしょう。またこの山は、干ばつにも腐葉土が豊かで保水性が高く、2~3年はブナの生育に影響が少ないこともあります。
ついでに、印象深かった山の景色をお届けしましょう。
まず、上の写真の左上にも姿を見せているコバノミツバツツジが満開できれいでした。
これはブナノシロヒナノチャワンタケ。ブナの殻斗(カクト)に生えるキノコです。
タコのようなこれは、キノコの一種の「ツチグリ」。
T先生から面白い話をたくさんお聞きししながら、私の調査リハーサルは終わりました。
明日も頑張ろう!
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