2021年8月31日火曜日

 大阪府の緊急事態宣言中で定例会は中止していますが、8月26日に有志による自主活動を実施しました。

・参加者は午後から1名参加して8名でした(記念写真は開始時で7名)。8月中旬には、雨天の日が続き各地で大きな被害がでましたが、ここ和泉葛城山では目立った被害はなかったようです。気温は、10時で25℃と下界と比べると5℃以上低く、風も時折吹いて快適です。(温湿度計は写し忘れ!)


朝井さんのFBから借用、昼過ぎには28℃になっていました。


本日の作業は、懸案になっていた作業道入り口の柵の制作に取り掛かりました。これまでに準備したヒノキ、リョウブ、イヌシデをつかってまず柱の設置を開始しました。

柱を建てる穴をツルハシやスコップを使って掘っています。
深さ60cmまで掘るという設計者の吉崎さんの指示で頑張っています。

扉部分の柱をまず立てたところ、一番太いヒノキを使用
しっかり踏み固めて、水準器で垂直を確認しながら慎重に埋めていきました。

その他の柱もリョウブやイヌシデを利用して立てて行きました。
途中の休憩では、吉崎さんが真っ赤なライオン号で持参して
くれた、かち割り氷で首筋を冷やしながら、水分も補給して
熱中症対策も怠りなし!

柱の高さをチェーンソーで揃えていきます。


6本の柱が完成!自然の木を伐採してつかっているので
微妙に曲がっていて、手作りの雰囲気がでて味があります。完成が楽しみです。

本日の柵の制作作業は、ここまでで午前中で終わり、今後、横桟、扉の取り付け、塗装など完成まではまだしばらく掛かります。午後はのんびりしながら少し作業をして解散。

午後には作業小屋デッキから見える、関空・岸和田方面の眺望が樹木の成長で
見えにくくなってきたので、ヤマザクラの枝の一部を、高枝切を使って剪定しました。
午後に駆けつけた藤原さんと山條さんの連携作業です。
今後、その横で伸びてきたコシアブラを伐採すればさらによく見えるようになりそうです。

和泉葛城山の作業小屋へ来るまでに、途中で塔原の苗畑とブナ播種場所の現状確認にいってきました。(土井)

苗畑に登っていく道は、以前は自由に車で通行できたなのですが、
現在は、入口部にチェーンが張ってあり鍵がかかっています。
廃棄物の投棄の防止のためとのことでした。
車を手前において、歩いて確認にいきました。


ブナの苗畑部分、手前の部分も草刈りがされていました。
電気柵の下の防草ネットの上もほぼ草がかぶさっていない様になっています。
地主のFさんが草刈りをしてくれたようです。


ブナの苗木は、5本になりましたが元気に葉を広げています。
できれば来年には山上へ移植したいものです。

昨年ブナの種子を播種した場所は、草が生い茂っています。
標識の棒の間に播種したのですがブナの実生は残念ながら1本もありません。
トラスト協会からの連絡で私市の大阪市立大学附属植物園で播種した
種子は1本だけ芽を出し、現在の順調に成長(樹高11cm)しているそうです。

山頂のコアゾーンの中の牛滝側のデッキの近くの柵の下にでた今年の実生2本は、以前も報告したように1本は早くに葉を虫害?でくわれてそのまま枯れ、もう1本は6月までは確認できたのですが7月以降はなくなっていました。本日も確認に行きましたがありません。


以前実生が確認できた場所(8/26撮影)



2021年8月7日土曜日

 8/1に定例会を実施しました。

真夏の和泉葛城山、カナカナ(ヒグラシ)やエゾゼミの蝉の声や、ウグイス、ホトトギスの鳥の声でにぎやかでした。登山者はさすがに少ないですが、山岳コースの急坂をサイクリングをする人や山頂でデイキャンプをする人、バードウォッチャーなどで山頂付近は賑わっていました。

参加者は7名とすくなめ

気温は10時前で26.9℃、昼には28℃になりました。下界とくらべると快適ですが作業をすると汗だくです。


本日の作業は、前回から引き続いて、次の作業を実施しました。
1.作業小屋の下の斜面の植栽地の下草刈り(小屋のすぐ下は終わり、作業道の下まで
  草刈りを進めています。(まだまだ残っています)
2.ブナ愛樹クラブ植栽地へつながる作業道の草刈り(下の写真)
3.作業道の柵の制作に使用するためのリョウブの伐採(4本ほど)
  材料はだいぶ集まってきました。使用する金具も吉崎さんが購入したとのこと。
  出来上がりが楽しみです
4.作業小屋の進入路の入り口部の柵の木材の塗装(きれいになりました)

草に覆われた作業道の草を草刈り機や鎌で刈りながら整備中、この場所には
オオキツネノカミソリが花を咲かせるので、その前に草刈りを終えたいと
思っていきましたがすでに花茎が伸びだしていて、
一部は開花していました。今年も開花が早い。

・写真担当だった土井が、すっかり撮るのを忘れて作業の写真はこれ1枚でした。
・その代わりに撮った、季節の花や果実の写真を紹介します。





ヒガンバナ科のオオキツネノカミソリが咲き始めています。オオキツネノカミソリもヒガンバナと同じく最初に花茎だけが伸びてきて花が咲き、花が枯れたあとで葉がでてきます。ヒガンバナより一月早く咲きます。葉の形が細く伸びていて(ヒガンバナの葉とよく似ています)、この形が剃刀ににているというので名前がついたということです。
まだつぼみが多くこれから一面に咲くのが楽しみ


 オトコエシ(男郎花)<スイカズラ科>の花も咲きだした。
近縁種の黄色い花のオミナエシ(女郎花)は秋の七草です。この花もネザサの草刈り後に和歌山側の草原にみられるようになりました


アカハナカミキリがオトコエシの花の花粉を食べに来ている


クサアジサイ<アジサイ科>の花もひっそりと咲いていた。ヤマアジサイより一ヶ月ほど
後で咲く。アジサイ科ではめずらしく草本で葉が互生につくのが特徴
装飾花の萼片は3枚で草丈の低く控え目な花


イヌザンショウ<ミカン科>の花です。サンショウの花は春ですがイヌザンショウは
盛夏に咲きます。作業小屋のデッキからよく見えます。
和泉葛城山ではサンショウはほとんど見られません。

こちらはカラスザンショウ<ミカン科>の花、イヌザンショウ同じ時期に咲きます。
山頂道路脇で咲いています。樹高は5m程もあり、葉の大きさもイヌザンショウよりずっと大きいですが花はよく似ています。犬よりカラスの方が大きいのは面白い。


ムラサキニガナ<キク科>の花は終わりかけ、花序には先に咲いた花が
熟して綿毛になっている。


ケケンポポナシ(毛手棒梨)<クロウメモドキ科>の花が満開です。山頂付近で咲いています。
今年は特に花が多い。秋に熟す果実は果肉がほとんど無い。その代わりに果柄が
太く折れ曲がって肉質になり、食べられる。齧ると甘い汁がでてきて
梨をかじったような味がする。今年は沢山たべられそうだ。



ケケンポナシの花の拡大:花弁は反り返る

ノグルミ<クルミ科>の果穂が大きくなってきた
オニグルミと違って、果実は小さくたべられない。
秋に茶色くなって落ちてきた果穂はクラフト材料として貴重

タムシバ<モクレン科>の果実も大きくなり目立っている。
コブシの果実(握り拳に例えられる)に似ているが少しスマートな感じ
秋に果実が開裂すると真っ赤な種子があらわれる
コブシは和泉葛城山には自生していない(植栽あり)



秋に真っ先に赤~橙色にきれいに色づくシラキ<トウダイグサ科>
の果実を沢山つけた樹もある。柱頭が果実の上に残っている

終了後、帰宅途中で猛烈な雷雨になり、泉佐野市内、岸和田市内などは道路が冠水して
車は水しぶきを上げて走っていました。山の上でなくてよかった。




2021年7月23日金曜日

 7/22 例会活動もいよいよ軌道に乗って

 梅雨も明け、前回に続き晴天に恵まれたこの日、例会活動も軌道に乗ってきた感があります。この日の参加は多めの11名。ほとんどの皆さんがワクチン接種も済ませ、マスクを外して撮影に臨みました。うっかり温度計の写真を撮り忘れましたが、朝井さんの記録の記憶では気温27度、湿度66%ぐらいかなあと…。山は涼しい!

前列左から、高原・前田・中室・藤原・岡田・久保津・山條
後列左から、弘田・清水・朝井・土井のメンバー各位


本日のトピックは
作業道の出入口柵の準備

 これは、かってあったハズの作業道の入口柵を「再建」しようとの提案図であります。

 

 

提案者は、クラブ内で「吉崎工務店」と呼ばれている吉崎さん。いつぞやゲストに子供たちを迎えるにあたって小屋脇の危険防止柵を作ったメンバーですが、この日は欠席でした。

 代わって土井代表がメンバーに概要を説明。 

 「ん? 現場はどこだ? 」というわけで、みんなで現場の見分に出かけます。スカイラインの脇にある、下りの作業道の入口でした。「いいね!」と朝井さん。

 作業道は遊歩道(自然歩道)とは異なり、どこかへ誘導してくれる道でもなく、一般のハイカーには危険でもあります。
 公式ガイダンスとしてもこのような扱いになります。
 「入口に柵、なるほど!」と賛同した皆さん。さっそく提案に応えてチームが組まれ、材料となる丸太を準備。干ばつを兼ねて手ごろなヒノキの伐採にかかりました。

 入会したての久保津さんも山條さんや清水さんに見守られながら伐採作業に挑戦!

 切り出した丸太をロープ曳きで小屋前の広場まで運んで一連の伐採作業を終え、ヘトヘトになったそうです。

 丸太は皮を剥いて寝かせます。エキスパートの弘田さんを手本に久保津さんも皮を剥き、「作業道入口柵」の材料は着々と仕上がっていきます。
 この時期、切りたての丸太は皮を剥くと水気が滴っています。
 皮ごと顔パックすればお肌がつるつるになると、これは最長老の岡田さん一流のジョークでした。「やってみようか」と朝井さん。
 
 本日のもう一つのトピックは、やはりこの人、新入会された久保津メンバーでしょう。お疲れさまでした。




一方、保全活動も粛々と…
それぞれの場で夏草と格闘!

 作業道の入口柵を設置するあたりで下調べをしながら手鎌で草を刈る土井さん。

 生い茂る夏草と草刈り機で格闘する藤原さん。


 草で狭まった作業道を刈り広げる高原さん。

 中室さんもどこかで奮闘。


 これは昼休憩のくつろぎのシーン。前回、久保津さんの心を誘った「和気あいあいで居心地がよかった」は、クラブのごく自然な日常なのであります。


2021年7月20日火曜日

マダニのウイルス感染症
7/20 NHK ニュースシブ5時 でも警告
同番組でもマダニにかまれて発症する感染症について警告が報じられました。
高原喬二氏のコラム「マダニにご注意!」をご覧ください。

2021年7月18日日曜日


7/17 久しぶりの本格的定例活動でした
好天に恵まれて見学者も充実体験

 前々回の定例会は総会、前回の定例会は天候不順と危険回避を意図して中止としたため、久しぶりの本格的例会活動となりました。
 参加者は、土井、藤原、朝井、中室、清水、那須、梶川のメンバーと、ゲストの Kさん(見学参加)の 8名。

 


 好天に恵まれ、関空側、和歌山側も見晴らし良好でした。

 (写真募集)

 気温も気温も25℃と暑くなく、快適でした。山は涼しい! 


見学者にはしっかり山を味わっていただきたい!
クラブのポリシーです 


 見学者の案内はふつう午前中に行われます。この日は、知識豊かな土井さんと梶川さんが担当。啓蒙活動もクラブの重要なミッションです。


 ゲストも山仕事にも汗を…

 同日、Kさんからこんなメールをいただきました。許可を得て転載させていただきます。
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本日、皆さんにお世話いただき体験させていただきました。ありがとうございました。
ブナ林を案内して頂いたり、皆さんの活動を拝見させて頂いたりと有意義な時間を過ごさせていただきました。
メンバーの皆さんの和気藹々とした雰囲気はとても居心地がよかったです。皆さんの戦力になるほどの事はできそうにありませんが、もしよろしければメンバーに加えて頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
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 新たにメンバーがひとり増えます。嬉しい!

この日の保全活動は草刈り!
デッキ手すりの防腐塗装や小屋の整理なども
 

 いよいよ夏草が繁茂する季節。この日のメンバーの山仕事は草刈りでした。
草刈りは山林保全活動の重要な作業です。
 
 広範に生い茂った草を草刈り機が刈り取られ、刈られた草はその場の肥やしになって若木を育てる土をつくります。  

 
午後には、小屋デッキ前のコナラを切り倒しました。コナラはシイタケ栽培の原木用に玉切りして寝かせます。

 このほか、デッキの手すりの防腐剤塗装や小屋や機材の整理などをして、一日の活動を終えました。


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