和泉葛城山ブナ愛樹クラブ

 １０／１５の活動報告

10/2の定例会が中止となったため、久しぶりの定例会でした。その間に次第に季節は進み、作業小屋の前のブナは黄色く色づき、秋の草本の花も咲き、あちこちでキノコがでてていました。

本日は、山頂広場のブナの果実の落下が見られたので急遽ブナ林でのブナの種子集めと種子の選別を行いました。さらに
前回準備した春に菌打ちしたホダ木を設置する作業、

前回に引き続き来年春の植栽場所の間伐作業

を実施しました。

本日の参加者は、７名でした。

午後には２０℃を超えました

１．ブナの種子採取

山頂広場のブナの果実が開いてブナの種子が落下していました。

殻斗が口を開き、中の種子が落下してしまっています。

虫食いの種子と痩せた種子（割ってみると中身がない）が多いです。

落ちている種子

この場所で落下している種子を集め、更にブナ林の中で落下している種子をデッキや開花していたブナの下で探して採取しました。

ほどんどの種子は水に浮いてしまいました。
沈んだのは２個だけでした。それも虫食いの穴があり
水が染み込んで沈んだようです。

２．植栽場所の間伐作業

受け口を切っているところ

３．きのこの季節です。

ブナ林の枯れたブナや作業小屋周囲の地上にもいろんなきのこが発生しています。

ホダ木に菌打ちしたシイタケはようやく出てきました。

ホコリタケ：胞子が飛んでいます

一面にきのこが発生

ブナ林の中のブナの枯れた幹にヌメリツバタケモドキと
思われるきのこが発生しています。