4/3は、2022年度はじめての定例会でした。
参加者は少なめの7名でした。山頂付近は霧がでていて少し雨がぱらつく時間帯もありました。昼ごろは、9度ちかくになりましたが、2時頃に一時的に雨が本格的に降り始めたので早めに活動を切り上げました。帰ることには雨はやんでいました。
シイタケが一斉に成長して豊作です。カゴ2杯、昼に朝井さんが焼いてくれたのを食べ、残りは参加者で分けて持って帰りました。
今年は、山では時々雨が降ったのがよかったのか。
2020年に開花した山頂広場の旧茶店横の植栽ブナが2年ぶりに開花していました。身近に見られるので花をじっくり観察できます。
・危ない枝は処理できましたが、枯れた幹がのこっていて、その横のもう1本の枯松を含め今後処理を検討します。
まだしばらくは取れそうです。大きく成長したのを採取した後も 小さいのがまだまだ沢山あります。4月いっぱいは取れるかな? |
今日の活動は、2班に分かれて行いました。
1.ブナの開花調査
2.前回確認した危険な枯れアカマツの処理
1.ブナの開花調査
昨年(2021年)はブナが全く開花しない年でした。その前年(2020年)が和泉葛城山のブナ林全体が一斉に開花した影響で疲れ果てた(養分を使い果たした)ブナが一休みした年だったようです。
前回の定例会で花芽が膨らんでいるブナがあるのを確認していたので今年は期待できるのではないかと、弘田さん、中室さん、土井の3人でブナ林のコアゾーンのブナの開花調査を行いました。
ブナの冬芽には、葉と花の両方を含んだ「混芽(こんが)」と葉だけを含んだ「葉芽」の2種類があります。真冬には、混芽も葉芽も固く閉じていて大きさの違いはあまりありませんが、春になるとまず混芽が大きく膨らんできます。この段階で混芽と葉芽の区別がつくようになってきます。前回の3/24より混芽の膨らみが大きくなり、区別がつくようになり一部は開花していたので調査を行いました。
・コアゾーンのブナ 77本を確認し、そのうち19本が全体(枝の80%以上)に花芽をつけて膨らんでいました。この日の調査したブナの平均の開花割合が39%、開花指数で2.2でかなりの良好な開花状態となっていますた。次回以降さらに範囲を拡大して、追加調査する予定です。
霧がでて霞んでいますが、花芽が膨らんでいるのがわかります。 この木は全体が開花していました。(豊凶指数5) |
2020年に開花した山頂広場の旧茶店横の植栽ブナが2年ぶりに開花していました。身近に見られるので花をじっくり観察できます。
・枯れて、山頂ドライブウェイ側へ、枝が張り出し倒れかかって危険なアカマツを処理しました。
不安定な状態で枯れたアカマツが道路上に枝を張り出しています。 安全に作業するにはどう取り組めばいいかベテラン3人で検討中です。 ロープをかけて枝を少しずつ切り、取り除いていくのが良さそうです。 |
危ない枝を順番に処理 |
今回の作業後の状態 |
塔原の1本サクラ?
・和泉葛城山からの帰り道で、塔原バス停から少し登った林道から、棚田がひろがる谷の向こうの遠くに巨大な桜が見えていました。ちょうど満開のソメイヨシノの様です。横にお墓が見えているので、岸和田市の「景観重要樹木指定第2号」の「塔原町のサクラ」と思われます。こちら側から見ると一部は樹木で隠れていますが1本のサクラが枝を広げている様です。その巨大さはおどろきです。
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