2020年11月17日火曜日

 

11/16は 合同チームでブナの種子回収! 
ブナの実の豊作に いま 採取活動が熱気をおびています。

 和泉葛城山のブナの結実が数年に一度の豊作とあり、ブナの増殖のチャンスを逃がすまいとクラブでは定例活動日以外にも果敢に採取活動を行っています。今回は田中先生以下のメンバーに関連2機関の参加も得ての活動でした。
 参加者:田中先生、山條さん、藤原さん、那須さん、朝井さん、高原、きしわだ自然資料館・岡本館長、トラスト協会・岡さん・山本さん、計9名 


 まず、11/8に小屋で乾燥していた落ち葉混じりの種子を、まだ湿気があったためベランダに干しました。前回、デッキ1(牛滝道寄りの上テラス)で収集したものです。
 
午後、種子を選り分け、沈降テストにかけました。

 今回も、前回に引き続き二つのデッキ(テラス)で種子の収集をしました。


 午後からは、神社の階段の中段右手N25(前回の沈降テストで10%と良かった)神社左手コアーゾーンのN313、さらにデッキ1(牛滝道の上テラス)手前から左30m程の道沿い域の種子収集を実施しました。



 沈降テストを実施。
 合格35個と非常に少なかったのは残念でした。
  ・前回10%と良かった神社左手コアーゾーンは今回は悪かった。
  ・デッキ1(牛滝道の上テラス)の手前から左30m程の道沿いは若干ながら良い結果。
 完全沈降しない沈水のものも芽の出る可能性があるので残しましたが、これも非常に少なかった。

 データは田中先生が集計されます。

 次回は11/21の定例活動日に行う予定。

末尾クイズです

 最後に、田中先生からのクイズをひとつ!
 次の写真にあるのは、どちらもブナの枯れ枝ですが、明らかに様子が違います。一方の枝は今年花芽をつけ殻斗もつけた枝で、もう一方は花芽を付けず当然ながら実もつけなかつた枝です。さて、実をつけたのは上の枝か下の枝か? 答は次回の投稿の末尾で。

(以上、ブログ担当)   









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