9/5に前回に続いて自主活動を実施しました。
・参加者は10名でした。前日雨だったので空気が澄んでいて、大阪湾、和歌山側ともクリアによくみえていました。ところどころに雲がうかんでいるのが見下ろせて、もう少し朝早いと雲海がみえたのではないかと思います。朝の気温は、21℃と快適です。
1.前回に引き続いて、作業道の柵の整備
2.作業小屋下の植栽地の草刈りと作業道の草刈り
3.作業小屋の進入路横の看板の塗装
を実施しました。
1.作業道入り口部の柵の整備
柵の入り口部分の制作検討中 |
蝶番でしっかり固定された頑丈な入口部、取り付けた柱が微妙に 傾いていたので取り付けにはかなり苦労したようです |
入り口の開閉止めの金具は丈夫なハンモックを 取り付ける金具を利用:丈夫です。 |
扉の完成!横桟などの取り付けは今後実施 完成後は塗装をする予定、最終仕上がりまでもう少し 前に立てた看板は、いらなくなった別の場所の看板を仮に設置したもの 書き換えて使う予定(通行止め・行き止まり等) |
2.作業小屋下の植栽地の草刈りと作業道の草刈り
作業小屋の下の斜面の草刈り 草刈り機と大鎌等でブナ等の周りの下草を刈り取っていきます |
背丈を超える程に成長した下草を刈っていきます。 木苺類(ナガバモミジイチゴとニガイチゴ)は棘がするどくやっかいです タラノキは来年のために残しています。今花が咲きはじめです |
下の植栽地へ向かう作業道は、両脇の 通行に邪魔になる草本を刈り取って行くと道が見えてきました。 |
秋の花が咲き、果実も見られる様になってきました。
コシアブラ(ウコギ科)の花が満開でキイロスズメバチがやってきました。 数えると10頭ちかくいます。どこからやってくるのでしょうか? 以前は作業小屋の屋根の下に大きな巣をつくっていましたが今はどにに 巣があるのか気になります。秋が深まると黒い果実がなります。 |
タラノキ(ウコギ科)の花も咲き始めています。 コシアブラと同じウコギ科なので花序の形は違いますが 花の形はよく似ています。咲き始めのせいか虫たちには人気がなく キイロスズメバチも来ていません。 |
ツルリンドウ(リンドウ科)の花もあちこちの林床で 咲き始めました。いたるところに咲いているので踏みつけそうに なります。すぐに真っ赤な果実が見られるようになります。 |
しか分布しない珍しい種。和泉葛城山ではよく見られる。花弁の基部が黄色いのが特徴
クサアジサイ(アジサイ科)もまだ咲いている。 秋になるとピンクの色が濃くなって来る。 |
アオハダ(モチノキ科)の赤い実も目立ったきた。 アオハダの木は和泉葛城山ではあちこちで見られるが、雌雄異株の せいか赤い実をつけているのが見られるのは少ない。 作業小屋のデッキから赤い果実が沢山見られるのは、 雌雄の木が並んで生えているためと思われる。 |
カナクギノキ(クスノキ科)の実はまだ青い。果実よりも来年の春に咲く蕾 のほうが小さいが数が多く目立っている。果実は秋が深まると赤くなって目立つ。 この木もデッキから見える。 |
ムラサキシキブに絡みついたツルニンジン(キキョウ科)<別名:ジイソブ>の花も咲きだした。根が高麗人参の様に太くなるそうだが見たことはない。 |
地衣類でハナゴケ科のアカミゴケの一種 塗装した看板の材木の上に発生していた。地衣類は、いわゆるキノコ等と同じ菌類が 藻類と共生して生きている共生体のこと。写真の赤いの部分は、棒状の子柄の上にある 子器(しき)で子嚢胞子が作られる器官です。和泉葛城山では、倒木や切り株などで見られます。目立つので何かと思う人が多いのですが正確な種名まではわかりません。 |
朱色の目立つイシサワオニグモ♀(コガネグモ科)が作業道をあるていました。 脚を除いた体長が20mmほどでかなり大きくてオレンジ色のきれいな蜘蛛です。 円網を張る蜘蛛ですがこのときは近くに網はなく地上をあるいていました。 触ると脚を縮めて動かなくなり死んだふりをしていました。 5分程みていましたがじっとしていました。 |
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