8/7定例活動
学生ボランティア講座(8/25) の
午後のプログラム 準備万端整えました
この日の参加者は5名。多いとは言えませんが縦横の活躍でした。
左から、土井・前田・藤原・弘田・吉崎 のメンバー諸氏 |
作業小屋のテラスから望んだ関空方面。雲が多い割には明るい一日でした。
気温は24.7度。湿度は78%。
伐採の心打つ瞬間を味わってもらいたい!
講座の “華” は 午後にあるのかも…
ミーティング
午前のブナの講座プログラムについては、前回、環境事業協会のスタッフと確認がとれ、すでに十分でした。しかしながら、午後の伐採や玉切りのプログラムについてはまだまだ不十分でしたので、その段取りの協議を行いました。
伐採や玉切りは説明と認識が大事です。なぜ間伐をするのか、伐採した丸太のその後に応じた処理の仕方は? などを、限られた時間の中でいかにダラダラせず遂行できるか、中心となる吉崎さんが書面を作って準備をしていました。綿密です。
協議結果の要点は
・上の現地組と下の現地組の2班に分かれる
・下の現地組は伐採と枝払いまで。上の現地組に合流して玉切り体験をしてもらう
現地確認
次いで、上と下の現地に赴き、現場の確認を。上の現地は稜線上にあり、斜面が少なく足場も比較的良好。講座での玉切りには最適です。
上の現地;
上の現場で伐採する木はこれと、目星をつけたヒノキを指し示す吉崎さん。これを了承。
これは、何をしているところでしょうか? 決めた木を倒すには、脇にある枯れ松の枯れ枝が邪魔をします。この枝をロープを引っ掛けて取っ払っておこうと意図したもの。簡単に折れて飛び散ると危険なのです。
下の現地;
下の現場はここ。上の現地から急な斜面を降りたあたりです。
これは前回7/28の環境事業協会と下見の時の写真ですが、間伐するヒノキの目星をつけているシーンです。下の現地の状況がよく分かるのでご参考まで。
下の現地から上の現地へ合流のルート
下の現地から上の現地へ合流するルートは2つ。迂回して作業道を登るか、ロープを張って急な斜面を30メートルほど直登するか。検討のうえ、後者の方が野趣があって危険もないだろうとロープ設置を決定。
そして昼食、そして午後。
新たな作業道を開通
じつはこの奥に、本来はメインの作業道があったのですが、メンバーの誰もが近道を使ううちに笹に覆われすっかり隠れてしまいました。学生ボランティア講座の参加者が22名の多数になるについては復元しした方がよろしかろうとこれ開通させます。
この先に別の道が通じていたのです。
みごと開通! 彼方と此方が通じました。
上の現地の整地
仕上げに現地の整地をしました。安全を期しての、草刈や突き出た切り株の除去などです。ほどほどに野趣を残すところが理想ですが、やり過ぎぐらいが安全です。ヤマウルシの幼木もあちこちにありましたので学生がかぶれないように刈り取りました。それでもなお、長袖の腕をまくり上げて作業などすると、かぶれや虫刺されの被害にあうことがあります。暑くても、腕まくりは禁物です。
丸太塀の防腐剤塗りも
時間に余裕があったので、作業小屋入口スロープの丸太塀の防腐剤塗布をしました。
午後、気温は28.5度とおよそ4度ほど上がり、つれて湿度は73%と下がりました。WBGTなら「厳重警戒」の指標を示すかもしれませんが、山は下界ほど暑くはなく、仕事ははかどりました。
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