活動体験のゲストを迎え
公務で鳥類標識調査に来られた研究者と同行し
学生ボランティア講座(8/25)準備の総仕上げと
多彩な一日でした
この日の参加者は、メンバー7名に、活動体験を希望されたゲストの Oさんの8名でした。
別途、龍門山の自然を守る会の会長で「鳥類標識調査」に来られた中村進先生一行も来られました。
天気は曇りときどき晴れ。朝は湿度が80%以上で蒸し暑かったのですが、午後は76%と幾分下がりました。
活動体験ゲストには手厚く! がクラブのポリシー
活動体験を希望されたゲストの Oさんを迎え、エゾゼミも一斉に歓迎の声を上げていました。写真は自己紹介をする Oさん。
午前中、ブナ林を見学するゲストの Oさん。
「このあたりが天然記念物指定のコアゾーンです」と、標示板を前に説明する土井代表。
体験希望のゲストに対応するのは原則として代表みずからが担当します。啓蒙活動の重視です。リクルートの可能性もあります。
「これがブナの木です。実を結んでいます」土井さん。
ブナの結実ぶりをつぶさに観察した Oさん。この実のいくつかがやがて立派にブナの木に育ってくれと願うクラブの思いを、Oさんも共有されたに違いありません。
なかなか見られないブナの果実 |
山階鳥類研究所の
鳥類標識調査にも同行しました
午後、山階鳥類研究所の研究者・中村 進先生の「鳥類標識調査」にも立ち会えました。許可を得てカスミ網でとらえた鳥に標識をつけているそうです。この日はウグイス、オオルリの雄等が網にかかったそうです。ブナ林では外来種のソウシチョウの鳴き声やキツツキのドラミングも響いていました。
分野は違えど和泉葛城山の自然を成す鳥類は、メンバーにも関心のあるところ。写真は、雑談のうちに情報共有を果たす中村先生と土井代表。
鳥類標識調査は、カスミ網で野鳥を捕獲して鳥の種類など記録し標識をつける調査です。残念ながら同行時には捕獲できませんでしたが。1時間ごとに確認し3日間おこなう大変な調査です。カスミ網に当たった鳥はポケットのようになった網の中におちるようになっていて、鳥を傷つけないように工夫されていました。
小屋脇の階段の作り直し
学生講座の準備の総仕上げです
小屋脇の下り急斜面の、階段の作り直しの続きを作業しました。次回に迫った学生ボランティア講座のプログラムとなる間伐の、下の現地に至る作業道の入口です。
また、丸太の玉切りに使う ”馬” も3台を準備。写真はその作業風景です。
出来上がりは、次回の現場でお目にかけましょう。
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