’20年最後の例会は作業小屋の大掃除や機材の整備を!
12月は、6日と19日の定例会を中止しました。トラスト協会からの「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた取組み」の要請に対応してのことでしたが、24日は年内最後でもあり、この後2カ月ほどは作業小屋を訪れる予定もなくなることから大掃除や機材の整備などをすべく、挙行しました。
参加者は9名でした。(遅れて参加1名)
10時の温度計は5度。麓の塔原の温度計も5℃でしたので山頂としては比較的暖かです。ただ少し風もあり曇っていて明石海峡大橋方面はよく見えません。
小屋から見える落葉樹もほとんどが葉を落としています。樹の下には雪が少し融けずにのこっています。水タンクの下の容器の水は完全に凍っていて厚さ4cmほどになっています。雨が少ないのでタンクの水は半分近くまで減っています。今年の冬は寒そうです。
テラスの隅には雪が解けずに残っていました。
ノコギリ、カマなどの機材は入念に整備。
オオスズメバチを捕獲したPETボトルの処分も。
火鉢で炭をいこしましたが、窓を開放しているので温まりません。
そして、大掃除! つまり大きい掃除です。ふだん手が届かないところや、屋根樋の松葉取りなども…。
小屋の周囲のアカマツの下には、沢山のエビフライ(リスやムササビが松ぼっくりの中の松の実をほじくって食べた残りカス)がありました。冬に備えて栄養を蓄えているのでしょう。
椎茸のホダ木には、この時期はほどんど椎茸はでていませんが、わずかに小さな椎茸(直径1.5cm)が顔を出しています。大きくならず小さなまま固くなっているようです。この秋は雨が少なくきのこの成長には適さない気候だったのでしょう。
お昼にはブナ林の観察をされていた田中先生がこられました。
「ブナの実は大豊作で夏になるまでは順調に成長したが、酷暑のせいか種子が育たなかった」「塔原の畑に蒔いた種大切に育てたい」など話題はやはりブナのこと。
午後から小雨となりましたにので、早めに定例会を終了して今年の作業は終了しました。来年の3月までしばらく和泉葛城山は冬ごもりです。
年明けは1月28日(木)の研修会。午前10時から岸和田福祉総合センターです。ブナの種子採取のレビュー(総括)等が予定されています。ブログでもご報告します。→詳細は、「掲示板(クラブ広報)」をご確認ください!
それでは皆さま、良いお年を!
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