2020年6月7日日曜日

6月7日、久しぶりの例会活動でした

緊急事態宣言が解除され、晴れて例会活動が再開されたこの日、参加者は写真の10名。どなたの顔も晴れやかです。

お天気も、再開を祝うかのような快晴!
視界よく関空の眺めも最高でしたが、コロナの影響で離着陸の飛行機は国内線が時おり姿を見せる寂しさではありました。
10時の気象は、気温19℃、湿度56%。爽快でした。
実質、およそ数カ月に及ぶ保全活動の休止で現状はいかに? みんなで仔細に見て回り、この日の活動プランが定まりました、

活動プラン その1;草刈り・作業道の回復
辺りはそこかしこ、草が生い茂り、作業道もところどころ立ちふさがり状態にありました。
手始めに小屋の周辺から草刈り。
デッキのすぐ下も。
おやおや? この中にヤバイものが見えるけど、分かるかな? 
敏感な人は近づくだけでカブレを発症するというツタウルシです。 
こんなに身近ではやっぱり怖い! ツルの元を切って始末をつけました。
小枝を払い、

草を刈り…立ちふさがり状態の作業道を回復。
作業を安全に遂行するために作業道の足元は大事です。
こちらでは、壊れた杭の補修にかかります。まずは杭づくり。
こちらでは防腐剤塗料で小屋のメンテも。

活動プラン その2;スズメバチ対策 その成果とメンテ
昨年、4名もの被害者を出したスズメバチ対策は命に関わる喫緊の課題です。
活動休止の間、有志活動によって施工されていたスズメバチトラップ。その成果と、メンテナンス作業をご覧いただきましょう。

ハチトラップ11本を回収し、捕獲したハチの観察をしました。担当はDさんとTさん。

「いるいる! 大きいぞ」
昨年オオスズメバチに噛まれた場所がいちばん取れました。リベンジ成功!
アミで濾します。まだ動いているハチも…
観察記録をとります。大きいのは女王バチ。この期に巣作りを始めるところを捕獲しています。成果のほどが期待できそうです。
何匹かをポリ袋に詰めて、これは岸和田市自然資料館へ提供。

さて、首尾よくスズメバチが捕獲できたので、トラップの再度の仕込みにかかります。
材料は、日本酒3リットル、穀物酢1リットル、砂糖1kg。総務担当のアスナロ女史が来がけに買い整えてきたもの。チームワークだね。
これらを混合し、発酵液を作ります。
それをPET10本に仕込み、
先回と同じ場所に吊るしました。
さっそく、大きいスズメバチが1匹! 期待できそうです。

お弁当も雑談もソーシャルディスタンスに配慮しつつ…これまた楽し。
旧売店の横のブナの実が見事でした。

ところで、これは何の花でしょう。
フタリシズカ(センリョウ科)の花:花弁がなく
白い雄しべが3本雌しべを包み込んでいます

コロナなど どこ吹く風の 山の上 でした。

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