4/7 新年度の入って最初の定例会
参加者は、9名でした。今回から、1名の新入会員が参加されました。
ブナの開花が始まったので、来られていた田中先生と一緒に全員でブナの開花調査を行いました。
・今年は、2020年以来のブナの開花が多い年になりました。
・ブナ林内のブナの大木の多くで、花を枝いっぱいつけているのが観察できました。
・ブナ林内を歩きながら、ブナの木を見上げて、双眼鏡で開花状況を確認していきました。
ブナの個体番号とその個体ごとの開花の状況(広げた枝全体を見て、開花割合を判断)を
記録していきました。
・後日まとめて今年の豊凶指数を算出します。今年の開花状況は豊作といってもいい状態です。このまま結実して、良好な種子が実るのを期待しています。
ぶら下がっているのが雄花(花被は緑色で白色の長い毛に覆われている。) 雄しべがたれているのが見えます ブナは風媒花なので雄しべからでた花粉が風にはこばれ雌しべに届き受粉します |
枝の先端で咲いている雌花 (赤い柱頭がみえています。ここで花粉を受け取ります) ブナは雌性先熟で、雄しべ葯が開裂して花粉がでるまえに 雌しべが成熟して、同一冬芽内での受粉は避けるようになって いるそうです。 |
ほどんどの枝で開花しているのが確認できるブナ |
ブナの花芽は、混芽で花の芽と葉の芽が一緒になっています。 最初の花芽が開花したあとに、葉が展開してきます。 今は花だけがみえています。 |
デッキのブナはそれほど開花していません |
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