2025年8月30日土曜日

20250827和泉葛城山 活動日

 20250827和泉葛城山 定例活動日


1.日時  2025年8月27日(木)10:00~2:00

2. 天気   曇り、時々晴れ(10時 気温 25度 湿度81%) →14時 27度72%

3.場所  作業道 作業小屋テラス下回り

4.参加者 土井さん、山條さん、藤原さん、中室さん、弘田さん、那須さん、清水さん、中島さん、吉崎さん、田中さん、朝井さん、高原さん   合計12名    




5.活動内容

①作業小屋の道路沿いにある老朽化した柵取り替え作業を開始。

吉崎さんが朝、作業道のヒノキ伐採。丸太を持ち帰り、皮を剥がす。

リョウブの柱はすでに伐採し用意済みだが、石が多く、深く掘れないので(30cmが限度)、

柱が深くまで埋め込めず、横木のヒノキで、柵の強度を確保する計画。(10年は持たせたい)

◎吉崎さんの作業完成図、適当な太さのヒノキが近くになく、遠方から調達するので時間がかかりそう。。今後横木の調達、柵の奥のアカマツなど整理をした後に施工行う。


新しい柵の完成図


横木用に伐倒したヒノキの樹皮剥ぎ


作業小屋テラス下回りを刈り払い機で除草する。

作業道も草刈り


③植栽ブナの調査

ブナ愛樹クラブが100周年記念植樹した6本のうち1本が枯れる




枯れたブナ(NO.4)
今年の葉が展開していないが冬芽はついているので春までにに枯れたと思われる

他の5本は順調にそだっている。
周囲の低木が伸びてきてので今年も下草刈りを実施予定

・視界は関西国際空港がうっすら望める。朝は湿度が81と高かったが、お昼頃に75%と下がる。那須さんが望遠鏡を寄付してくれたので、次回以降見通しがいい時に遠方を確認する予定(万博リングがはっきり見えるはず)

今日は、モヤがかかっていて明石大橋も見えず

④枇杷平石灯籠の調査(その2)

朝井さんの知り合いSさんが塔原道の枇杷平の石灯籠場所の確認したいとのことで

同行して現状を再確認する。

打ち合わせ


 ◎刀剣ワールドのHPによれば、石灯籠の構造は下記にようになっっている。



登山道下側から見て左側の石灯籠
宝珠、火袋、中台がなくなっているのがわかる
基壇の下の石積みも崩れている




下側から見て右の石灯籠
宝珠、笠、火袋の一部、中台がなくなっているのがわかる

付近を尾根から下って、探してたら一部の部品が落下しているのが確認できた。
詳細に掘り返して調査すればもっと見つかるかもしれません。

<見つかった部品>

1.宝珠 1つ(一部割れている)

清水さんが見つけて上まで持ち上げた
1個のみです

2.笠

なくなっている右側の笠部と思われる


3.中台 1個のみ

中台ではないかと思われる
なにか文字が書かれているようにも見える

4.不明の部品(中台かもしれないが埋まっていて確認できない)


横のアカマツに看板があり、以前にどなたかが積み直したと思われます。

地元の方ではないかと思われるので要確認です。

周囲に倒木を処理した跡があるので、この倒木時に石灯籠が一部損壊したのかもしません。

積み直しの看板

・周囲には、倒れそうなアカマツの大木や、すでに枯れたアカマツが数本あり、倒木のしかたによっては、石灯籠がさらに被害受けそうです。

倒れかかっている枯松

数メートル先には枯松2本

周囲にはアカマツが多く、倒木処理したと思われる玉切りの幹もある

・今後修理するのであれば、現状の石灯籠をなるべく活かして、復旧するという考え方で

1.基壇下の石積みの更新(積替え、固定など)

2.いまの石灯籠で足りない部分の確認

  いまの状態で使えるか確認

3.足りない部分の制作、組み立て

4.地元、地元自治体への確認と承認

5.国定公園法や自然公園関係の規制、日本遺産に問題がないかの確認

6.周囲のアカマツなどの環境整理

などが必要と思われます。ブナ愛樹クラブとしても協力していきたいと考えています。


⑤昼は会費制でバーベキューをした。

真夏の和泉葛城山、下界より涼しい(27℃)、とはいえ、作業すると暑い!!

納涼バーベキュ-で英気をやしなった!!

山條さんからトウモロコシ、キンカンの差し入れがあった。どちらも美味。

ツクツクボウシが鳴く。ヒグラシはほとんど聞こえない。




美味しい肉とノンアルコールビールで炭火焼き肉

<今日の和泉葛城山で出会った>


クサアジサイ (ヤマアジサイより1月遅れて咲く)
ピンクの装飾花が美しい


マツカゼソウ(ミカン科)

クサギ(葉は臭いが、花は甘い香りがしてあたりにただよう)

外来種由来のタカサゴユリ(シンテッポウユリ)
山頂道路脇に増えてきた。

コジュケイの親子が山頂道路脇で食事中
鳴き声(ちょっとこい!)はよく聞くけど、姿はなかなか見られない
カメラを向けると急いで林の中ににげこんだ

ボタンヅルも咲き出した

ツチアゲビの果実も大きくなってきた
伐採のヒノキの枝に埋もれたが、清水さんが救出して復活した

秋の花、ツルリンドウも咲き出した








2025年8月18日月曜日

202500816和泉葛城山 定例会

 

2025/08/16 和泉葛城山定例会

 202500816和泉葛城山 活動日


1.日時  20258月16日(日)1000~2:45

2. 天気   晴れ時々雨(10時 気温 25度 湿度86%) 
       →(14時 気温 27.5度 湿度77%)
       和歌山側から雲が来て、時折雨がぱらつくがすぐ晴れる

3.場所  和泉葛城山、作業小屋周辺、帰りに枇杷平に寄る

4.参加者 藤原さん、中室さん、弘田さん、清水さん、中島さん、
      朝井さん、土井  合計7名  

 


5.活動内容

①ボランティア体験講座のあと片づけ

  伐倒ヒノキの処理、丸太切り台の片付け、ブルーシートの洗浄、片付け

吉﨑さんが別の日に上の伐倒ヒノキを玉切りして整理
来年の講座時のクラフト材料になるかもしれません


下の伐倒ヒノキの整理は完了

  ・整備した上下を行き来する通路階段は雨が降り、土が締まり安定してきた。

②作業道 草刈り

・山頂道路(スカイライン)の路肩は、草刈り、枝処理が行われていた(和歌山県の依頼作業と思われる)

・切断した枝にせっかく実をつけていたツチアケビが覆われてしまったいた。

③11/5 シニア自然カレッジ間伐体験用ヒノキの選定(目印取り付け)

  今後周辺の倒木処理などの整備が必要


④枇杷平の石灯籠調査(塔原、蕎原からの登山道の途中にあります)

・崩れかけている石燈灯籠を修復、建て替えるという計画があるのでその現状と

 刻印を確認するために、定例会の帰りによって調査しました。

・その昔、ふもとの村の人たちが、雨乞いの祭礼の際、麓から山頂神社に向かう途中

 ここで一服して装束をととのえたという言い伝えがあるそうです。


2基の石灯籠は傷んでいます。 上部の石の一部は尾根下の崖に落ちているのが確認できました。
すぐ横のアカマツの大木は、石灯籠の上に倒れそうです。周囲に枯れたアカマツが沢山みえるので
 修復時には処理しておく必要がありそうです。これまでの破損も倒木によるものかもしれません。



刻印はよく読めませんが

・天保年間(西暦1830年から1844年)に

 建立されたようです(200年ほど前)

・施主は、はっきりしませんが

 世話人は、蕎原邑の八左ヱ門とかすかによめます。


・このたび、資金を拠出してくださる方があり修復検討中です。

  (地元などに確認調整中です。)

<いまの和泉葛城山の花、果実>

コシアブラの蕾

テリハノイバラ

オミナエシ

カワラナデシコ(淡い色の花も)

オオキツネノカミソリも最盛期

岩場に咲くイワタバコ















2025年8月4日月曜日

202500803和泉葛城山 「環境保全のボランティア体験講座」

 202500803和泉葛城山 活動日

1.日時  202583日(日)1000345

2. 天気   晴れ(2時 気温 29度 湿度67%) 

3.場所  和泉葛城山、作業小屋周辺

4.参加者 田中先生、土井さん、藤原さん、中室さん、弘田さん、清水さん、吉崎さん、

田中さん、岡本さん、泉さん、朝井さん、高原さん   合計12名  

 体験講座生 10名 環境事業協会 2名(内 岡本さん)、見学者1名 合計24




5.活動 内容 

・環境事業協会主催「環境保全のボランティア体験講座」が開催された。午前中、田中先生と土井代表の二班に

分かれブナ林の見学を行った。

 ・土井代表では  神社の植樹ブナの並びに「ミズメ」3本並んでいる。アズサとも呼ぶ。エドゼミがなく。

雷がヒノキに落ちて真っ二つとなる。キツリフネソウの花。ツチアケビ赤くなりかけ。

 

 

・午後から吉崎さんと中室さんの二班に分けてヒノキの伐採をする

吉崎さん制作の「スマホ立て」と丸太のコースターのお土産があった。



2人引きノコギリ



 

・暑く湿気で活動しにくい天気だったが、怪我なし。ヒグラシが鳴く。

・和歌山側の草原にはユウスゲの花が終わりかけ。ナデシコも咲く。

オミナエシ、ヒヨドリバナ咲く。アサギマダラ飛翔目撃あり。

ユウスゲ蕾と終わった花(キスゲ)
カワラナデシコ



オオキツネノカミソリがさきはじめ

 

講座生と記念写真😄😘😀😀