2024年5月28日火曜日

’24.05.23 の活動報告

2024/05/23

・本日は、見学の方3名を含めて、14名の参加者でした。

<本日の活動内容>

1.午前
  2023年度の総会
  (見学者の方はその間、クラフト作成をおこなってもらいました。
2.午後
  ・見学者の方は、天然記念物ブナ林を見学
  ・作業小屋周辺の草刈り
   春になり伸びてきた、下草の除草を実施

午前中は「総会」開催 !


見学者はクラフト…
ゲスト(見学者)を大切にするクラブです


・ニワトコ、ウツギなどなどを観察した。
新緑のブナ林と春の草本の花を観察
センリョウ科のフタリシズカの花
花に花弁はなく、白く見えているのは雄しべで雌しべはその中に隠れています。

午後 ブナ林見学と作業小屋周辺の
除草組などに分かれ活動

 ・草刈りの活動


・ササユリのマーキング。

前回椎茸の菌打ちしたホダ木を重ねて、椎茸菌の育成中

・シイタケのホダギ除菌のためヒノキの葉も被す。

ブナ林では、今年のブナの実生が2本、イヌブナの実生が1本みつかっています。


今年のブナの実生(双葉がかわいい)
虫に食われず順調にそだっていくことを願っています。



                     ( 高原 記 )











2024年5月26日日曜日

‘24.05.18 の活動報告

わずか3名で「3倍力システム」を使って 
危険な松を伐採!

訪問者あり、ハチトラップに女王バチが3匹など…

                   ( 藤原一雄 記 )


1.日時:2024年5月18日(土)10:00~15:00

2. 天気:晴れ 高速道路下温度計 19度。作業小屋温度計:午前17度;午後22度


3.場所:和泉葛城山 作業小屋近辺

4.参加者:中室氏・吉崎氏・藤原;3名

5. 内容

・先日、作業小屋近辺に新しく柵を設置した場所で、枯松が道路側に倒れる危険性があった為、松を3本(直径約50㎝)伐採した。当日は参加者が3名と非常に少ない人数での作業でしたが、昨年亡くなられた岡田氏直伝の3倍力システム(ロープ掛けのやり方)を使っての作業で小人数でも倒せて大活躍でした。



・お昼には、田中先生の大学時代の山岳部の仲間10名が来られました。作業小屋からの関空、大阪湾を眺めて感動されていました。天気は良かったのですが淡路島や明石海峡大橋はかすんでいたため少し残念がっていました。

・また、駆除用のトラップの中に女王バチが3匹入っていました。これからが活動時期に入る為、皆さんくれぐれも気を付けてください。

                    


2024年5月7日火曜日

2024/05/05定例会

2024/05/05定例会

・GW中の定例会、参加者は4名でした。

昨年秋の植栽ブナの調査時に確認した、ラン科の希少種の花が咲く頃ということで
登山道、作業道をくだって、調査にいきましたが確認できませんでした。
正確に位置を確認して再挑戦します。

気温は20℃、快適です

植栽ブナ 花はこのあたりかな?見当たらず

調査・散策中に出会った、花や果実をいくつか紹介します

 

ハナイカダ(雄花)


マルバウツギの花
ウツギより早く開花しています






カキドオシ

ヤマネコヤナギの果実(種子は綿毛につつまれて柳絮になって飛んでいきます)

ヤブニンジン(セリ科)の花

ニョイスミレ:別名ツボスミレ(最も遅く咲くスミレ)

シュンラン(ラン科):和泉葛城山では稀

キランソウ(シソ科)

アマドコロ

チゴユリ

早くもおおきくなったブナの果実

果実が沢山ついてブナの植栽木


2024年4月28日日曜日

2024.4.25 の活動報告

はちトラップ作りから
標識番号1349付け 作業道の柵増設
まで
ユキザサ、ニリンソウ、シュンランなど
山の楽しみも…


1.日時:2024425日(木)10:00~15:00

2.   天気:晴れ 高速道路下温度計 15

3.場所:和泉葛城山

4.参加者:土井さん・山條さん・梶川さん・藤原さん・中室さん・弘田さん・吉崎さん・清水さん・朝井さん・高原 ;以上10




5. 内容

・今年もハチトラップの季節になりました。

 材料は日本酒3L、砂糖1kg、穀物酢1LPET 2Lボトル13本、ヒモ、バケツ、かくはん棒、ロートなど。

 バケツに原料を入れ、かくはん棒で混ぜ砂糖を溶かす。
 ペットボトルに400cc程入れる。
 ネジを締める。
 ペットボトルの首にヒモを結ぶ。
 NTカッターで15mmのH切り込みをつける。
 Hの上を外側に折る、下をビンの中に折る。




・作業小屋近辺に4本、下の植樹したブナの周り4本、中段4本、木にくくる。



・元売店横のブナ(標識番号1300)は花の咲いた枝もあり、すでにカクトが出来ている。このブナにもハチトラップと注意表示付ける。

ブナの果実がすでに大きくなっている


・神社の坂道にあるブナの実生に標識番号1349を付ける。また先回見つけたブナ2本にも標識番号1348(実生 20cm級)、1347(植樹 3cm級)のアルミ板を付ける。

・和歌山側には標識番号1300から134949本ブナが生息する。(先回1344不明を確認)

実生のちいさなブナにも標識番号をつけました。間違えて刈り取られないように

植栽地で新発見の天然ブナ(直径10cm以上)


・作業道の柵を増設する。先回伐採したソヨゴの木を使った。


完成した作業道の柵 入っても行き止まりです

・ユキザサ、ニリンソウ、シュンランなど咲いています。

・午後はブナ植栽地で見つけた希少種の開花を確認するために探索しましたが
みつからず


ユキザサです

ニシンソウが咲いています

・ハシカケノ滝の近くでは昨年12月2日谷側に落下した事故があり注意の表示あり。
転落事故があった現場のようです。注意!!

・コシアブラのお土産ありました。
作業後小屋のデッキから見えるコシアブラ、タラの芽は伸びてきています

帰る頃にはすでにオオスズメバチの女王バチがトラッフされていた








(高原 記)